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2016年7月13日水曜日

たった1小節のために

ハノンやチェルニーには「これこれの練習」という課題が1曲づつにあります。
「指を広げる練習」とか「連続オクターブの練習」とか、もっと細かい4と5を独立される練習、5を強くする練習とか書いてあります。

なぜそこまでやるかというと、そこまでやらないと出来ないからです。

1曲の中に、連続オクターブが出てくるのは1小節かもしれない。
ピアニッシモで弾く箇所は1箇所だけかもしれない。

でもその1小節が弾けないがためにその曲をあきらめることがある。
弱い音を弾くコントロールができなくてその曲が台無しになることがある。

だからやるのです。
1小節のオクターブのためにオクターブばっかりの曲を何曲も弾いて、それを何年も積み上げてやっと「指の感覚」ができてきます。そうやってやっとその1小節が弾けるようになってくる。でもやっと出来上がった感覚もやらないと衰えちゃう。自転車とは違うんですね。その後はそれが衰えないように練習し続けないといけません。


ピアノってそんなもんです。
1のために10000の課題をこなす。できるようになったら1を維持するための努力を続ける。
そんなもんです。


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2016年7月12日火曜日

NOと言えること

私はなかなかNOと言えません。
だからNOと言える人がすごくうらやましいです。

NOと言えないのは嫌われるのが怖いからと言われていますね。
嫌われてもいいような人に対してもNOと言えません。
それは強い人です。
強い人にNOと言えない人って今度は自分より小さいものや弱いものに強く出る傾向があります。これは性格でも癖でもなくその人の弱さです。
弱いから強い人にはNOと言えず、その鬱憤を小さい人や弱い人に向ける。
良くないですね。
そういう人って強い人に怯えているんですよね。
何が自分より強いのかは人それぞれでしょう。
腕力やお金や地位や頭脳や容姿や能力や関係性やいろいろありますね。
私がそうなのでよくわかります。
理由はどうあれNOが言えないのは対等な関係ではありませんね。
きちんとNOと言える人になりたいです。


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2016年7月11日月曜日

成す!




ナスが結実しました。







ナスは「成す」ってことで縁起がいいそうです。
明日か明後日くらいが収穫です。





ピーマンも成しています。





                つやっっつやです。









2016年7月10日日曜日

楽譜を買う理由

ドラクエで有名な作曲者のすぎやまこういちさんは、あの有名な序曲を5分で作ったそうです。それで人から「5分で出来た曲で著作権料ガッポリ稼いでるね」と言われるそうです。でもすぎやまさんは言っています。「あの曲は5分ではなく54年かけて作った」と。


楽譜に関して
「1曲欲しいだけで他の曲はいらないから1冊2000円もする楽譜は買いたくない」

「弾いてみなきゃどんな曲かわからないから2000円も出して買って弾きたい曲がなかったら勿体ない」

「趣味でやってるんだから楽譜にお金をかけたくない、コピーで欲しい」

という風に思う方が多いと思います。1枚の楽譜のコピーなら10円で済むわけです。
私も皆様と同じに、1曲だけのために楽譜は買いたくないし、見ただけじゃどんな曲かわかりません。買ってみたら思っていたのと違うからと1曲も弾かなかった曲集はザラです。同じ曲が何冊もに重複していたりします。そういう楽譜が家にゴロゴロしています。そんな楽譜がごまんとあります。仕事でも当然楽譜は全部自腹ですし、逆に仕事なのであまり良くなかった楽譜を使うわけにはいきません。
決してお金が余っているわけではないのにそれでも楽譜を買うようにしています。その理由とは。

私が自宅のお隣の特別安くはないスーパーでお買い物をするのと一緒の理由です。
なくなっては困るからです。


冷静に考えてみましょう。
「1ヶ月で10000ページの小説か、1ページのオーケストラ曲どちらかを書け、書かないと殺す」と言われたらどちらを書きますか?どちらなら書けそうですか?

小説ですよね。
もちろん小説も難しいですが、でも全然面白くなくても、話も支離滅裂で読めるような代物でなくても、自分の生い立ちから今日までをだらりだらりとりあえず日本語で書けば、まあ小説のテイは取れると思います。

でもオーケストラ曲を書くとしたら、、、。
ウビヒ語で小説書いて下さいと言われるようなもんでしょう。
まず見当がつかない。
一般の人にとってオーケストラの楽譜ってそれくらい遠い存在です。

となると、曲を作る前にまずオーケストラをよく聞かないといけない。
楽譜がどうなっているか学ばなくてはならない。
楽器の事を知らなくてはならない。
ピアノが弾けなくてはいけない。
楽譜の書き方を覚えなくてはならない。
入力ソフトが使えなくてはならない、、、。
1ヶ月で出来ません。
はい、殺されます。

杉山さんの54年というのは、こういうことです。
音楽は形にならないもの。だからこそカタチにするのはとても大変で難しい作業なのです。それが楽譜です。

口に合わないランチにだって食べたらお金を払います。楽譜も同じなんです。
2000円出して自分の好きな曲じゃなかったとしても、好きな曲1曲も入ってなかったとしても、人生を楽しませてもらう1曲を探すために支払うお金です。美味しいお店を探すにはそういう失敗も必ずしているものです。楽譜代は音楽がくれる幸せを探す旅にかかる必要経費です。

そうやって一生のお気に入りの曲を探せたら2000円だって破格の金額です。考えたら激安です。お花は枯れますが楽譜は永遠に残ります。暗譜を忘れても楽譜があれば10年後でももう一度学習しなおせます。

それに曲集があると、興味のある曲以外も結構見るようになるんですね。
そうすると「こんな名前の作曲家がいるんだ」とか「同じ作曲家はこんな特徴があるんだ」とわかりますし、「これはどんな曲なんだろう?他の曲も知りたいな、やってみたいな」と興味や知識が広がり、好き嫌いに関係なく弾いたりもします。
ちゃんとは弾けなくても試しに斜め弾きしたりするので、初見の練習にもなります。

著作権が切れた曲でも出版社が五線にしてくれているのです。これだって専門の知識がなければできません。どれだけ有難いか。

楽譜はどんどん絶版になっていきます。
せめて自分のレパートリーとして大切に心を込めて弾く曲はコピーでなく楽譜を買って下さい。ネットからのプリントでももちろんいいのです。


音楽が世の中に残っていくために、楽譜を世に出してくれる会社がなくならないために、才能ある作曲家がいなくならないために、そして自分の気に入ったその曲が次の世代の人も同じように楽しめるよう、楽譜を買ってください。













2016年7月8日金曜日

いらないものといるもの

いらないものはいつかいるものになるかもしれない。
嫌いなものもいつか好きになるかもしれない。

でも最中はわからないですね。
断捨離の時代、特に若い子はものをどんどん捨てます。それはきっと次のものがあるから。ものだけに限らず、食べ物も情報も人間関係も趣味も好きなものも夢も。

自分のお金で買ってるんだし自分の人生だし誰にも迷惑はかかってない、ということみたいですがそこで失っているものはなんでしょう?

失っているものは、お金や時間や人間関係だけでなく、私は可能性の気がします。









2016年7月7日木曜日

身につく習慣

何かを身につけるためには習慣にするしかありません。
逆に身に付いてしまったものを取り去るのも、それをしない習慣にするしかありません。
その習慣がその人の身体なり人格となり人生を作っていくと思います。


ということで私の自慢できる習慣は何かというと、食事です。

何を持って食事かというと、嫌いなものが乾燥納豆だけというのがまず自慢です。
何でも美味しいです。今の時代、食べ過ぎは良くないと言いますが、残さず食べるのも自慢です。
そして好きなものが身体にいいものというのも自慢です。


じゃあどうやってこの習慣を作ったかというと、これは母の贈り物です。
まずは胃腸が丈夫だという前提がありますが、自分で食材を選んだり調理をしたりできない子供時代、母が毎日やってくれたことで習慣になりました。それが知らず知らずのうちに身につき大人になっても自分で正しい食生活を送れるようになりました。


小さい頃からピアノを習い、今それが仕事になっていることで、「お母様のおかげですね」とよく言っていただきます。しかしそれより何より食事です。花や野菜作りもそうです。それは多分母が好きでやっていたことだから、というのが一番大きい気がします。

子供って口で言われたことより背中を見ていますよね。親が楽しくやっていることって子供の習慣になる気がします。


子供が音楽好きになるには、お母さんが音楽を楽しんでいる姿が一番だと思います。