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2016年1月31日日曜日

快感

私は漫画が大好きでした。
しかし試験の1週間前は絶対読まないと決めていました。
試験でいい点数を取るのがゲームのようで、そこそこ燃えていました。
漫画を読み出すと止まらなくなって勉強ができなくなるので、初めに読まないと決め、勉強週間にしました。勉強が好きだったわけではないので普段は全くしません。試験前だけです。
試験が終わったあとは、解放感と漫画の面白さでこの世の幸せを満喫します。

私はドラマを見るのが好きです。
でも本番とかイベント前は見ません。
そして終わったときにまとめて1回目から最終回までみます。
快感です。


2016年1月30日土曜日

くだらなすぎる

講師の先生にウルトラマンタロウの話を聞きました。
大爆笑しました。

お見舞いや結婚式に白い菊の花を持っていったり、焼き芋を売って高層マンションを買おうと思ったりするそうです。1兆度の炎とか震度12とかの地震とか出てくるそうです(笑)。とっても可愛らしい先生から情熱的にウルトラマンタロウの話を聞き、その話っぷりがまた面白くて仕事の打ち合わせになりませんでした。
聞いてから一ヶ月半経ちますが、今も思い出すだけで1日10回くらい笑っています。
機会があったら観ようと思います。
こんなくだらない人間に生まれて幸せです。

2016年1月29日金曜日

自分に戻る

久しぶりに歌集を読みました。
久しぶりに本も読みました。
私は音楽より漫画や本が好きだったのでそれらを読むと初心に戻ります。
自分に戻るというのでしょうか。
映画もそうです。
普段は感じる事のない思いを感じます。

若い頃、どんな人生が送りたいと思っていたのか。
なにをしたかったのか。
あの頃の自分が懐かしくなりました。

やりたいと思った事も不本意ながらやった事も、やれなかった事もやってしまった事もすべて含めて、今になって全部がつながってきている気がしています。

最近「自分がどうなりたいか」ではなく「神様は私をどうしたいのか」とよく思います。
本を読んだりして自分に戻ったときに「こうして私が私に戻る意味はなんだろう」と思います。














2016年1月28日木曜日

ガンバレ!おかあさん!

この年になって、子供時代の教育に大切なものが何かわかってきました。
体を健康に保つことと五感を磨く、これに尽きると思います。


先日、ホームセンターで大泣きしてる子供にほとほと困ってるお母様がいて気の毒でした。時々面前で子供を叱りつけているお母さんもいます。でも好きで叱っているわけではありませんよね。子育て中のお母様は本当に大変だと思います。
こんな自己中心的な子供にしつけをしないといけないんですから。
挨拶や歯磨きなどの習慣を身につけさせたり、知識だって学ばせないといけない。
あれもこれもで目一杯ですよね。

その中、一番最後に追いやられてしまうのが情操教育です。
でも情操教育こそ人生を幸せだと思う力だと思うのです。
情操教育なんて言うと絵に描いた餅みたいに取られがちですが、すごく簡単なことです。子供は元々五感が優れています。だからそれを磨く。「安らぐ」と思ったにおい、「きれい」と思った草花、「気持ちいい」と思った手触り、「元気になる」音楽、「美味しい」お料理。それを幸せに思う、それだけの話。
それを意識として認識して記憶に残したり分かち合ったりする。


でも、お母さんたちはもう目の前の事で手一杯。ただただ子供を育てあげなきゃ、人並みにしなきゃ、後ろ指さされないようにしなきゃ、って視野が狭くなってしまう。

私が今やっているのは音楽です。
音楽はまさに幸せを感じる力を磨きます。
「私に出来ることはないかな〜」って思います。
音楽でお母さんたちのために、未来がある子供たちのために出来ることをしたいな〜って思います。









2016年1月27日水曜日

変化を楽しむ

私は人を見る目がありません。
第一印象通りの人だったってことはたぶん一度もありません(笑)。男女どちらもです。
その人が悪い訳でなく、私の第一印象がハズレ過ぎってことです。

大昔は「思ってた人と違う」というショックがありました。
でも、騙されたわけではない。
思っていた人と違うというだけ。
そしてその後も「思ってた通りの人だ」という人はいないので、自分は見る目がないとわかりました。
で「第一印象と違うな、こういう人だったんだ」と思ったらまた「あれ?第二印象と違う!」「あれあれ?第三印象と違う!!」とエンドレスです。
人の性格がわかるようにはきっとならないでしょうね。

今ではそのまったく当たらなさが逆に楽しいです。
気が合わないと思ったら結構同じようなものが好きでちょっと嬉しかったり、逆に気が合うと思ったら全然合わなくて、そんなものかと笑っちゃったり。


人見知りの私ですが、そんなこんなで新しい人との出会いが苦じゃなくなりました。











2016年1月26日火曜日

いつか出来なくなるまでは

「どうやったら暗譜が出来ますか?」と聞かれますが、私が教えて欲しいです。


友人は現代曲でも1週間弾いたら覚えちゃうそうです。
初見に強い人は暗譜が弱いとも言いますが、その友人は初見も暗譜も強いです。
でも能力のない私のような者はそれはもう100%無理です。
その友人に言わせると、「う〜ん、、何となく覚えるっていうか、、」です。
羨ましいけどうらやましがっていても出来るようにはなりません。

もう努力しかありません。
私は「この曲は暗譜で弾く」と最初に決めた曲は譜読みの時から暗譜します。
その段階で「音楽的に」覚えると雰囲気で覚えて間違えたりうろ覚えになるので「機械的」に覚えるようにしています。友人のような能力がない人が「なんとなく」覚えるとハッとしたとき抜けてしまうのでそういうことのないように。メロディはまあいいとして、左手の内声とかも何の音かしっかり覚えないといけません。時間かかってやになります。そんな風に一生懸命覚えても本番ではハッとしたとき間違えたり抜けたりする。。。

暗譜はしなくてもいいし最近のピアニストを見ていると結構楽譜を見ている人もいます。
年齢と共にどんどん難しくなると思うし、暗譜が本当にいつか出来なくなる時が来ると思います。

でもこんなに難しい暗譜を私より年配の生徒さんが頑張ってしているのです。
これには驚きます。
頭が下がります。
楽譜だって老眼で見にくいし座ってたら腰が痛くなるし集中力もなくなるし。
それなのに挑戦し続けている。
自分が出来なくなって来てはじめて皆様の苦労がわかりました。

だから私も、いつか出来なくなるまでは、いつもでなくても、暗譜というヤになるくらい難しくて時間がかかることをしようと思います。