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2014年11月14日金曜日

選手を守るのは

羽生選手には滑らないでほしかった。だって危険だから。


でもあのような場面で危険だからやめます、って選手本人が言うはずがありません。「アスリートは自分の体を知っていますから自分で判断したんでしょう」的なコメントがありましたが、勝つために、自分の力を出すために、お客さんのために、スポンサーのために、いろんな「ために」練習してまさにアドレナリン出まくりで「この場」に臨んでいる19歳の男の子がそれほど冷静であるはずないと思うのです。自分の「この場」の先を考えるはずがないです。ほとんどの選手が「この後は?」と聞かれると「これから考えます」と言います。そういう事です。

「もう終わりかと思った」と言っていた羽生選手は、だからこそ滑ろうと思ったのかもしれません。

はっきり言えるのは覚悟を持って責任を持って決断する大人がまわりに一人もいなかったってことです。驚きです。一人も、です。
頭を打ったのに起こして歩かせるなんてどうかしてます。
担架がなければ担架が来るまで、あの場に毛布を敷いて頭を極力動かさないとかするでしょ、普通。フィギュア界ってどれだけ原始的なのかとぞっとしました。
更に、松岡修造さん気取りの元フィギュアの男性解説者がこんな時も相変わらずいつもの自分の存在感アピール解説で、見ていて不快になりました。


水泳の富田選手も羽生選手も、彼らは自分のためだけでなく応援してくれる人のため、みんなのため、コーチのため頑張っているのがわかりませんかね?なのに大人のする事といったら自分の保身ばかりです。親御さんの気持ちを考えると胸が詰まります。
私に被害が及ばない事については言いたい事言います。


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