お正月、箱根駅伝を見ました。
若者がたすきをつなぐ姿に胸がいっぱいになります。
ずっと練習してきて本番調子が悪くなる人がいたり、自分のせいでチームの順位が落ちてしまったり勝負の世界はシビアです。
スポーツ選手の中には波乱万丈の人生を送る人もいます。
若い頃に注目を浴び期待され成功して、引退後に指針を失ってしまう。
世間は「調子に乗った」とか「世間知らず」とか言いますが、そんな簡単なことではないと思います。そんな注目やら期待やら集めたことのない我々に彼らの人生がわかるはずがありません。
音楽のイベントを時々開催しますが、未だにわからないことだらけです。
同じ音楽の世界でも、ピアノを教えることは自分が習ってきたことでもあるし、もうずっとしているのでそこはわかるのですが、それ以外のことは全くわかりません。何回かやってはじめてたった1つのことに気づく。「そうだったんだ」って、、。
そんなことの繰り返し。そんなことがたっくさんある。気づいていないことすらたっくさんある。周りは教えてくれません。それぞれが自分で探してきたこともあるだろうしその位知っているってことなのかもしれないし。。
いっぱい損して失敗して手探りでやっていくしかない。一つ一つ、、。
ただ知らないってことは怖いものすら知らないってことでもあります。
掟というのは、変わらないものと変えてはいけないものとどんどん変わっていくものがある。下手に知っていると変えられなくなってることあります。
一生懸命走る彼らはこの先、一生マラソンをやり続けるわけではありません。
近いうちにマラソン以外の、陸上以外の、スポーツ以外の道に進む人もいるでしょう。
それでも今この時を懸命に進む彼らに、今後も今日と同じ栄光と幸あることを願います。
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