先週、室井摩耶子先生のお宅に伺い7月のコンサートの打ち合せをしました。
室井先生はとっても感性豊かな美しい女性です。そしてはユーモアがあって、チャーミングです。が、それ以上に先生の魅力は、その柔らかさの内側にある強さと知性です。
そのバランスの良さと言ったら。。。
それだけの方であるなら、どれだけ偉そうかと思うところですが、室井先生はじめ、一流の方と接して感じるのは、威圧感が全くなくとても丁寧という事です。そして気さくに親切に接してくださるので、私のように図々しい人間はうっかり「友人」と錯覚してしまいそうになります。
どうこう気にせず楽しそう、ということも感じます。「気楽」という言葉ではなく、楽しみや幸せを見つける感性が人より秀でているのではないかと思います。だって、悲しみを感じる感性が欠如していては芸術など出来ませんし、何もない人生の人なんていませんから。きっと、苦しみの意味を考え、その中に何かをみつけようという知性にも優れているんですね。
室井先生の音楽論は、ピアノを学んでいる方には是非聞いていただきたいです。
ピアノを教えている方はもう必須って感じです。
ここはこう弾く、ということでなく、まさに「音楽ってこういうことなんだ」ということを考えさせられます。楽しいとか癒しとかとは違った音楽の本質に迫ります。
一番難しいと感じるのはどんなときですか?という質問に対し
「ここをどんな風に弾こうとか、どんな感じに仕上げようとか一切考えずただ心を無にして作曲家の言葉に耳を傾け、それを弾くこと」
という答えに衝撃を受けました。音楽に向き合うって、自分が弾くとか、後回しなんですよね。その音楽をどれだけ伝えられるか、、、本当に真摯です。またそれが楽しいともおっしゃっていました。
チケットまだ残席あります。聴いた方は得します!本当です。
皆様のお越しをお待ちしております。
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