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2014年6月30日月曜日

職人

面白い話を聞きました。

建具職人の親方さんに聞きました。
職人さんがお客さんの前でちょっと首なんかかしげると、お客さんは不安になって変なところがあるんじゃないかとじろじろ探し始めるそうです。
またお客さんがじろじろ見ていると、自信のない技術のない職人さんは変なところがあったんじゃないかと、ちゃんと出来ているにも関わらず見られてるところをカンナで削りだすんだそうです。

笑いました(笑)。すごいありそうで。
親方さんの話は、自信を持つことと自信を裏付ける技術を持つことが大切だという話でした。

親方さんは、弟子たちにもし間違ったことをしたらごまかさず本当のことを言え、人間なんだから失敗はある、でもプロなら次からは失敗するな、失敗しない技術を身につけろと言っているそうです。ほんとにその通りですね。人間は相手がわからないんじゃないかと思うとごまかしたり、失敗してそれを周りが許してくれると、今度はそれに甘えて同じ失敗をしてしまいます。でもそれをしていると、いつまでたっても技術が身に付かない上自信は全く持てないでしょう。そんなことでは削りに削ってモノがなくなります。

お客さんを安心させられるのは、技術という裏付けがあってこその自信だと精進する大切さを思い知りました。
言い訳とハッタリには自信のある私ですが、もっと技術に自信を持てるよう頑張ります。





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