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2014年12月22日月曜日

ピアノは愛情

料理は愛情という言葉があります。
食べる人のその日の体調を考えたり、次の日の予定を考えたり、お食事でお祝いしたり励ましたり、また温かさや冷たさを考えたり。

ずっと写真をお仕事にしている方が「写真は心。ピアノも一緒ですね?」とお話しされていました。同じものを撮るにしても心を込めるのと込めないのとでは違うものが出来るそうです。


ほんの小さな音ひとつで聴く人の心が満たされる事がある。
美味しいものを食べたときのように。
だからお料理するように、ほんの小さな音の一つ一つに気を配る。
あさりの美味しいお味噌汁でも砂が一粒入っていただけで台無しになってしまうから。
聞いて下さる方が「楽しかった!」「きれいだった!」と思えるように、、。


私はいろいろ説教っぽいことを言ってるわりに、行動が伴っていません。
このブログなんて恥の上塗りみたいなもんです。
今日、生徒さんたちの演奏を聴いてハッとしました。
終わりに向けて音色が優しくなっていたり、いきいきしたテンポで颯爽と終わってたり、すごく素敵で衝撃でした。
「私が忘れていることだ」と。


音符が多くなると一音一音への気配りがなくなってしまう。そんな気がします。
まだまだ初心に戻ってやるべきことが沢山ある。
改めてそう思いました。








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