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2014年1月18日土曜日

教育とは

「教育とは、可能性をつくってあげること」


今日、室井摩耶子先生の門下生コンサートに伺い、先生がおっしゃった言葉です。
室井先生のお弟子さんはどんな特徴があるのかなあ、と思って聴いたらビックリ!全員違うんです!まったく!

お弟子さんと言っても、若かりし日の生徒さんで、それぞれが音楽の世界でご活躍されている方々。選曲から弾き方から表現も奏法すら違う!
こんな門下コンサートは初めてでした。

昨日、わが会のピアノの先生と話してたら、その先生が「子供がピアノを習う意味ってなんでしょう?もちろんピアノは楽しいけれど、楽譜が読める、ピアノが弾けるって、社会では関係ない。それよりもっと身近なのは、音程がちゃんと取れてリズムが取れてカラオケがじょうずに歌えるって事だったり、、、」とおっしゃってて、はっとしました。

私は常々子供の生徒には、ピアノが弾きたくなった時弾けるよう基礎を身に付けさせたい、という考えがあります。でも、もっともっと広い意味では、将来ピアノを全く弾かなくても、例えばピアノのない紛争地帯に行っても役に立つ「もの」があるのかも。。。


可能性とは選択肢をたくさん用意しておくことです。これが大事ということにあまり固執してしまうと、知らない間に選択肢が狭まってしまうかもしれません。考えてみたら、私は人の選択に口出しするタイプでした。特に食べ物。

せめて音楽では、押し付けることなく、可能性を広げてあげられるよう、心と視野を広く持ちたいものです。視野の狭まりには重々気をつけます。注意してもらって構いません。


今日の室井先生のハイドンはそれはそれは素晴らしかったです。
ハイドンが大好きになりました。




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