世の中には難しいことがたくさんあります。
でも、一流の方のを見てるとそんなに難しく感じないんですね。自然すぎて。そして自分もやってみたくなる。やらないうちは、1と100くらいの差はあるだろうなとは予想はしていますが、やってみると0.005と1000000位の違いがあることがわかります(笑)。
以前、プロの芸術は技術の上に成り立つと書きましたが、浅田真央ちゃんのスケートは、今までの選手や現在の選手の中でも際立ったジャンプ、スケーティングの技術の上に、個性のある表現力と魅力が乗っていて、ほかにライバルがいるようには思えませんでしたが、でもバンクーバーでは優勝出来ませんでした。
私はフィギュアはズブの素人だし、スポーツなのでピアノとは違うのかもしれませんが、ピアノコンクールでは、審査員の好みなんかも大いに関係してくるので、上手く演奏出来ても結果が伴わず、コンクールをやめていく人がたくさんいます。フィギュアも審判の好みとか関係あるのでしょうか?
しかしこのオリンピックのあと。真央ちゃんは、自分を省みて基礎からやり直しました。
スキをすべて埋めるべく。あんなに誰よりも出来ているのに?です。一流の謙虚さです。一流の勇気です。私だったら「どこ見てんの?やってらんない」と怒ってやめると思います。出来ることをアピールするのではなく、出来ない事を受け止めて努力する。黙って。
別に私のためにやってくれているわけではないけれど(当然)、そんな風に一所懸命生きている方がいるってだけで、本当にたくさん、感動をもらいます。かっこいいです。
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