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2015年11月2日月曜日

ショパンメドレー

フィギュアのパトリックチャン選手のフリーを見ました。

今年から歌の曲を使って良くなりましたが、チャンさんの使ったのはピアノ曲。ショパンメドレー。
そのスケートと音楽が本当に合っていて、シンプルイズベストのフリーでした。

ピアノもそうですが、強弱があるほど劇的で目を奪われます。もともと映画だったりオペラだったりするとお話が思い浮かばれて直接心に入ってきます。超絶技巧の早弾きと同じで激しいステップやジャンプばかりに注目します。
逆に言えば、劇的でなく具体的でないものは伝わりにくい。

それなのにこんなに美しく魅了する。ほんとうの美しさが際立ちました。
フィギュアは「演技」と言いますが、スケーターはつくづく役者ではないと実感しました。

ピアノも顔とフリで弾きたくなりますが、フィギュアがスケーティングで魅せるようにやっぱり音色が勝負でしょう。
背筋を伸ばしてただスッと弾いただけで美しい音を出せたら、、、。

何かと大げさな私の目指すところです。

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