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2014年2月3日月曜日

絶対音楽

絶対音楽(ぜったいおんがく)とは、標題音楽に対する用語で、歌詞を持たない音楽の中で、物語その他文学的な何ものか(標題)を音楽で表現しようとする音楽でなく、音楽そのものを表現しようとするような音楽をいう(wikipedia)

絶対音楽ってなんだかわかりにくいですね。心理描写がないわけではありません。題名や歌詞などに頼らないって事でしょう。音のみで表現することです。これこそ音楽だと言う人もいます。それも一理あります。

が、そうなると、音楽、美術、文学色々な分野が助け合ってしまうと、それだけでは物足りないのか、って話になりそうですが、そうとも思っていません。物足りないわけでなく、時代や国を超えて魂を揺さぶるものはあまりに共通点があって、お互いを無視など出来ない。たくさんのものからインスピレーションを得てインプットし、そして絵に昇華させるのが画家、言葉に消化させるのが作家、音に昇華させるのが音楽家。そこでのコラボレーションが一種の相乗効果または新しい化学反応を生む、と思っています。

ところで、音楽だけやっている人より、芸術と関係ないビジネスの第一線で活躍している人の方が繊細な感受性を持っている事がよくあります。ピアノが弾けなければピアニストではありませんが、ピアノが弾けるから、絵が上手だから芸術家というわけではありません。五感を磨くのは技術を鍛えるだけでないとつくづく感じます。



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