ピアノの詩人ショパンはバッハを弾く事を大事にしていたそうです。
また、ショパンはオペラが大好きでした。
でもショパンの曲はバッハっぽくないしオペラも1曲も書いていません。
私は音楽は好きですが、一番ではありません。ない気がします。じゃあ何が一番かと聞かれると答えられません。音楽ほど圧倒的時間をかけて努力をしていないので、そこまでやっても本当に好きと言えるか、となると自信がないのです。
話が逸れましたが、ショパンの曲はバッハともオペラとも遠そうですが、右手左手別々にメロディーを奏でられるバッハのピアノテクニックや、オペラのようなドラマをイメージする心があるとショパンのピアノは更に美しく歌ってくれると思います。
自分が一番好きなものが形になるのが一番いいけれど、もしかしたら一番好きなものは、他のものにたっぷりの栄養を与えるための存在でもある、と思ったりします。
ショパンがバッハやオペラを好まなかったら、もしかしたらショパンのピアノ曲は変わっていたかもしれません。
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