ページ

2014年5月8日木曜日

オペラ

オペラは歌入りのお芝居です。
中身はフツーのまたはドロドロのまたは大げさなまたはばかばかしいドラマです。
が歌やオーケストラがスゴいので高尚っぽくなってます。でもストーリーは高尚ではありません。高尚って何かわかりませんが。

歌入りのお芝居というとミュージカルがありますね。違いは歴史にあります。
というと堅苦しく聞こえますが、オペラは「マイクのない時代に」「屋外で」誕生したって話です。

そのために「声」が必要でした。マイク無しで野外劇場で聞こえる声。
これがオペラなのです。
なので劇場や音響システムが整うようになった現代でもオペラはマイクを使わずこのころの発声法で歌います。

声楽家がポップスを歌うこともよくありますが、よく見るとマイクを口から離しています。声楽の歌手がマイクに口をつけて歌うととんでもないことになります。ポップスと声楽は発声法が違います。どちらが上手ではなく別物です。あまちゃんの小泉今日子さんの歌う潮騒のメロディと薬師丸ひろ子さんの歌う潮騒のメロディーはまったく別の良さがありました(薬師丸さんはオペラ歌手ではありませんが)。

この声が嫌いという方もいます。でもこの声をスゴいと思うのがオペラです。













0 件のコメント: