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2014年7月15日火曜日

としで上達しなくなる

一言でピアノが上達しなくなると言っても色々なケースがあります。
ひとつ、年齢を重ねると技術的な問題でなく身体的に
上達どころか維持も大変になってきます。


身体的問題とは普通に老化するということです。
残念ながら全員平等です。
老眼になる、グルコサミンが減って指関節が痛くなる、座ってると腰が痛くなる、記憶力が悪くなる、動きが遅くなる…
以上は今の私です(涙)

難易度の高い曲を弾けるようになることを「上達」と思っていた
いわゆる外へ向かうエネルギーを内に変えないと、
もうピアノは楽しくなくなります。
そのときに何を思えるか。。
何のために生きているか、と同じだと思います。

たとえば旅行好きだった人が
海外旅行に行けなくなったらどうでしょう?
国内旅行に行きますね。
若い頃には興味のなかった日本の歴史や美術を知って
国内旅行もなかなかいいなんて思えたら
もう楽しみ方は上達していると言って過言ではないでしょう。

ピアノもそんな風にシフトを変えられるといいと思います。
長い時間の練習は出来ないから短い時間で区切り
譜読みも暗譜も人の3倍時間をかけて
こんな苦労をしながらも
作曲家や歴史を調べながら
弾き方もがむしゃらでなく肩の力を抜いて
子供の頃より若い頃より
私の場合確実に今の方がピアノは上達している気がします。


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