奔放で情熱的な女性の代名詞カルメン。
カルメンになりたいとしたら生き方でなく、容姿です。
ナイスなプロポーションの彫りの深い美女?
実は原作とオペラではちょっとストーリーが違います。
オペラの方が有名ですね。
オペラの中には単独で有名になっている歌が沢山あります。
オーケストラなどで聴くのもいいですがやはり歌手による歌に圧倒されます。
ストーリーはよくありがちな話で結末も知っているのに、
その都度ストーリーに引き込まれ何回も感動します。
歌のないところはオーケストラがナレーション代わりになっています。
群衆の騒ぎの中でカルメンとホセが意識し合う場面では長調の曲に短調の曲が瞬間まぎれていたり、ホセが苦悩している背景にエスカミーリョの軽薄な曲がうっすら流れてたり、深刻な場面なのになんか笑っちゃいます。
そして照明です。同じ舞台でも照明の違いによって心理描写がなされます。オペラの生まれた頃はなかった技術ですから現代ならではですね。照明の効果は絶大です。
こんなふうに音楽やその他芸術が一体となってこれでもかってくらいその世界に誘います。それがオペラです。
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