中2の時に、卒業生の方がショパンのノクターンOP90−2を演奏されました。
愕然としました。
ピアノってこういうものだったんだ、とショックを受けました。
自分のノクターンは何だったんだろうと。。
この曲は、ピアニストはもちろん発表会などで年上のお姉さんや同年齢の仲間が弾くのを何回も聴いていましたが、そんな風に思ったのははじめてでした。
キレイとかかっこいいでなく「感動」。
あの時、その方に「素晴らしかったです」と言いたかったけれど勇気がなくて話しかけられませんでした。あの時の感動は今でも鮮明に覚えています。
名前も知らないそのセンパイは、今はどうしてらっしゃるのでしょう。ショパンのノクターンの2番を弾くたび、「どうしたらあんな風に弾けるのだろう」と思います。
ショパンのノクターンは私にとってはじめての真の音楽体験です。
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