いい人でいなくていい、とか嫌われる勇気が必要、とかいう本を立ち読みしました。
私は、何か言いにくい事を言う時、言い回しに気を遣ってオブラートに包んで奥歯にものがはさまった言い方だと、余計誤解を生むような気がして、そのまま言おうと思うのです。しかし、そうすると単刀直入以上に、輪をかけて、大げさに、本当以上のことを詳しく言ってしまうところがあります。心にあること以上のことを言うっていうか。でもそうすると嫌われることがあります。これは心外です。なので大げさに言うのを気をつけるよう訓練中です。嫌われるのはとても嫌です。
もうひとつ、言い分が違う時、まず相手の言いたいことを聞いてそれから自分の話をしようとしますが、そうするとこちらが納得しているかのように誤解されて、自分でも何が言いたかったかわからなくなってそのまま丸め込まれる事があります。これも心外です。
嫌われてもいいという場合もあります。いい人と思われなくていいという事も含みます。
意見考え方の相違が大きくこちらの思いを聞いてももらえないまたは伝わらない場合は、自分の考えや感情を優先させます。
「はい、どうぞ。嫌ってもらって構いません」です。小心者の私ですが、ここは大きく出ます。
もうひとつ、仕事上言えないことが多いです。本当のところ「嫌われたくない」と思っているからでしょうか?
「言うわけにいかないし」と、黙っていたり我慢することが多くあります。
でも「言うわけにいかないし、、」と思ってそれを言わないでいると、そのしわ寄せが必ず生じることがわかって来ました。損もします。ビジネスでは自分の損だけではなくまわりに迷惑がかかります。けれど適切な伝え方がまだわかりません。
立場を超えて言わなければいけない事を正確に気分を害さない様伝えるというのは、もっともっと訓練が必要です。
しかし、訓練以上に大事なのが人格そのものでしょう。言いにくいことも誠意を持って伝える姿勢に人間性や本性が現れると思います。嫌われてもいいではなく、嫌われるようなものの解決を目指さない人を目指したいです。
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