採点競技というスポーツは意味不明です。ビデオ判定があるくらいスポーツのくせに都合よく芸術として評価される。スポーツなら難しいことが一番点数高いはずだし、逆に芸術ならこのジャンプは何点なんてルール必要ないわけだし。
こんな不明な世界で、B級試合に1年間に1回しか出なくてもメダルが取れるプログラムを組む選手がいる一方、基礎に立ち返り1日も休まず練習し続けても転ぶかもしれない世界で一人しか出来ない基礎点の低いジャンプや、全種類のジャンプを入れ体力の限界を超えた後半にウルトラステップを入れたプログラムを組むとは何事でしょう?
誰のためにこんな大変な事をするのか、
何のためにそんなことをするのか。
わたしは、真央さんのフィギュアを見てわかりました。
真央さんはスポーツからも芸術からも文句の付けようのないものをめざしたんだと。
見事な融合を目の当たりにしました。
フィギュアは芸術ではなく、スポーツでもなく、スポーツと芸術の融合なんだと、はっきりわかりました。
コストナーさんもとても美しかったけれど、リプニツカヤさんのスピンもスゴかったけれど、両方兼ね備えた人の頂点はやはり真央さんしょう。
「出来る事はすべてやりました」。
誇り高き言葉。
限界を超えてやって来たんだと思います。
なぜやるかその答えは持たずとも、そのチャレンジをした者には点数や順位では計り知れない美しさが与えられる、そんな風に思いました。
どんなに不明な世界でも、人生は自分次第でちゃんと美しくなると教えられた気がします。
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