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2014年3月25日火曜日

人前で弾く事

昨日ホールの会が終わりました。どんなに大変でも終わるとまたやろうという気持ちになります。主催者として次はここを注意しようと反省します。

 
人前で弾くためには沢山の練習が必要だとわかる機会になります。「あがる」「失敗する」のは怖いけれど、それを恐れていると中途半端な練習で出来ている気になってしまいます。その意味で、失敗はしても挑戦した方はすでに前に進んでいます。

ピアノサークルで習い始めて5年くらいの男性、はじめてのステージでしたが堂々と「夢路より」を演奏なさいました。今まで出し惜しみしていたのね〜と成功に嬉しくなりました。これからどんどん出演して下さいね!

「ピノキオへの歌」を歌った方。80歳とは思えない情感のこもったけれど素直極まりない美しい歌声。伴奏者も常に歌を盛り立て心温まる音楽でした。お二人の相手を敬う間柄、そして歌う方の生き方に感動しました。

プロとして活躍中の舞砂さんとさゆりさんによる「クロイツェルソナタ」。
ものすごく息が合っていて目を耳を離せない圧倒的な演奏でした。ヴァイオリンとピアノのアンサンブル、本当のハーモニー。その細部に行き渡った表現には、基礎と技術ありきを見せつけられました。お二人のご活躍応援します!


人前で弾こうとするのは、自分がどう弾けるかのチャレンジなのはあくまでプロセス、最終的には「聴いてもらいたい」という気持ちです。
それが自己顕示欲の場合もありますが、ただまとまらない話を「聞いて聞いて!」では通用しないのは皆さんわかっています。聞きやすいよう充分練習してその場に臨むのです。その努力に大拍手です。

と同時に、いつも言う事ですが、聞いて下さる方がいなければ音楽会は成り立ちません。ご鑑賞下さった皆様、わざわざ聴きに来てくださったこと、心よりお礼申し上げます。有り難うございました。



ホールの会が終わって一息ついたらサロンの会。
楽しみは常に努力とともに(笑)。。











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