クラッシックとは音楽ジャンルではなくて向かい方なのだ、と。
ショパンを弾くかどうかでなく、その前に何をやるか。やろうとするか。やっているか。
わかりやすいのは歌です。
カラオケでマイクで歌うのとクラッシックのベルカント唱法の一番の違い。
実は歌い方云々の前にベルカントはまずオーケストラに負けない声量を作るところから始まるということです。歌う以前に時間がものすごくかかるという事です。
カラオケで100曲のレパートリーが完成するくらいの時間を「声を出す」ことに費やす。つまり、そもそもマイクもスピーカーも音響設備もあってキー変更も可能な世の中で、そんな原始的な事にずっと「向かい合う」「時間を捧げる」やり方自体が、クラッシックをクラッシック足らしめているのだと。
考えてみたらピアノでもこんな万能な世の中で音質にこだわるとか音量にこだわるとかの練習、そこによっぽどの価値を見いださない限りそれは必要ない事だし、やりたくない人の方が普通ですね。さっさと弾きたい。
クラッシックはジャンルでなく生き方と感じます。
私はクラッシックな生き方が好きです。
私はクラッシックな生き方が好きです。
0 件のコメント:
コメントを投稿