この台詞をご父兄から聞くたび自分のことを思い出します。
練習しない子供でしたので。
子供でピアノが嫌いでやめる子は少ないです。いないかもしれません。
「ピアノは好き。弾けるようになりたい。でも練習はしたくない(笑)」ので
「練習しなくて」「上達しなくて」お月謝勿体無いからやめさせられちゃいます。
ま、当然と言えば当然、常識的な考え方ですね。
確かに親にしてみればどうしてもやりたいならお金だすけど、頼んでやってもらう事じゃない、という気持ちになるでしょう。
親御さんて最初ほとんどが「趣味で弾けるようになったらいいなと思って」習わせに来ます。専門家にならなくてもいい、趣味で弾ければそれでいい、と。
でも趣味なら簡単ってことないし、練習量も少なくていいってことじゃないんです。
簡単じゃない事をやるのは子供にとって苦痛です。
いつも言うようにピアノはドの場所が決まっているので取っ掛かりだけ簡単だけどものすごく難しいのです。メロディも伴奏も両手十指プラス両足使って演奏するのはピアノだけです。そんな難しいもの天才じゃなければ子供が進んで練習するはずないのです。
大人も同じですよね。好きで買ったスポーツ器具、志はあっても毎日繰り返し10年間続けられませんよね。子供も大人と同じで地道な事はめんどくさいのです。才能のある100万人に一人くらいの子だけ「ずっと」「自ら」「進んで」「あらゆる練習を」するかもしれませんが、あとの子は「趣味で弾けるようになるまで」色々ありつつ長い道のりを続けるのです。
ピアノやヴァイオリンは10年やってやっと形になる。「練習しないならやめさせる」「上達しないからやめさせる」となると、ほとんどの子は出来ません。
、、、また話が長くなってきました。
熱くなりそうなので、この続きはまた明日にします。
いつもこのセリフに「そんな!わかってない!」と思ってしまうので力が入ってしまいます。
せっかく涼しい日なので一息入れます。
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