子供は進んで練習しない。
それを前提にして下さい。
それでも「子供が将来趣味で弾けたらいいだろうなあ」と思うなら
親御さんがお手伝いして下さい。
まずは親がピアノに興味を持つ事。
子供がピアノを弾く事に親が興味を持つ事。
親が無関心な事で子供が自分から喜んでやるのはゲームくらいなもんです。
地道な努力なんてしませんよ。
そして、1曲と言わず1段だけを5回とか決め、
上手になる事には目をつぶってまずは練習をする習慣を付けてください。
リズムだけでも歌でもいいのです。
内容は先生に相談して。
これを半年はやってほしいです。
「忙しいし疲れてるしやりたくないよな〜」って大人もめんどくさいでしょう。
でもそこを座るのです。
大人がそれをめんどくさいと思ったら子供はやっぱりめんどくさいのです。
これがど〜んなに大変でストレス貯まる事かは充分わかります。
こんなこと簡単に言っててごめんなさい。
でもこれしかないのです。
「ピアノ上手になるといいな。ママに聴かせて」って言い続けて下さい。
この無駄な時間も子供とのいい思い出にきっとなりますから、どうか心穏やかに…。
続ける事が50年後、60年後の豊かな人生につながります。
趣味のために時間とお金を投資してください。
たとえ大人になってピアノを弾くことがなくなっても、音楽的基盤が出来ます。
ピアノはリズム感や音感、ハーモニー感を養うのに最適な楽器です。
リズム感や音感を大人になってから身に付けるのは、何倍も何十倍も努力もお金も必要になります。
今まで大人になってから始めた生徒さんを150人くらい見て来ました。
大人になってからでもピアノは充分楽しめるし上達もしますが、皆様がどんなにご苦労されているか目の当たりにしています。
大人のレッスンをやればやるほど子供のレッスンの必要性を痛感します。
心ここにあらずとも耳はすくすく育っています。
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