生徒さんが「なんか腱鞘炎みたいなんです。ピアノそんなに弾いたわけではないのですが、、、」と言ってきました。
私は「量の問題ではなく、弾き方が悪い証拠です。弾き方が悪ければ8時間弾かなくても腱鞘炎はなるんです。」と先生らしく答えてみました。
「あ〜、ここに力入ってますね〜、ここはどうですか?こっちは?」とピアノを弾きながら腕を持ってお医者さんの診療のようにも言ってみました。
「あ〜、、。そう言えばそのあたり力はいってます。。ダメですねー。」と生徒さんは反省しました。
翌週「先生、やっぱり違ってました。分厚い本持ちながら読んでたのをやめたら直りました!」。
医者ぶったのが恥ずかしくなったのと、分厚い本を読む、というところにまず反応してしまいました。腱鞘炎直って良かったですね、が一番後回しになりました。
その方はお仕事もとっても忙しい方。でもいつもきちんとした練習をなさっていて、その上「分厚い本」も読んでいる!
最近私はめっきり本を読まなくなりました。スマホと老眼です。
でも本にはスマホでは得られない大切なものが詰まっています。
本を読まないと心も頭も鍛えられない。想像力も創造性もなくなります。
電子書籍は種類、数でまだまだ本に及びません。
反省すべきは生徒さんではなく私でした。次のお休みは図書館にいこうと思います。
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