「どうやったらビジネスで成功しますか?」と尋ねたら「野球や音楽と同じ。ビジネスで成功するのも一握りの特別な才能」と言ってました。
TEDというプレゼンテーションの番組でモデルのキャメロンラッセルさんが自分がモデルになれたのは「顔立ちのよい白人に生まれているから」と話していました。
日本人の私たちにとったら高慢な発言にも聞こえますが、でもこんなに本当のことってないと思います。
生まれ持った違いです。
そこに文句をつけたところで、どうにもならないし、自分だって才能のある人や外見の良い人が好きだし、それは人間の本能ですから仕方ありません。
ここははっきり言った方が親切です。
差別はいけない、というのは人間にはそもそも差別の本能があるからあえてそう言わないといけないのです。しかし理性でそれを否定しても、本能で自然にきれいなモデルさんに憧れたり才能ある人を素敵と思ったりする。
例えばピアニストとして活躍するには、ピアノの才能だけじゃなく、ルックス、頭脳、体力、華やかさ、美意識、非凡さ、などが絶対必要です。なぜかというと人間みんなルックスのいい人が好きだから。頭脳明晰じゃないと職業としてやっていけないから。体力があって継続できるからプロ。華がないと憧れないから。常に美を意識しないと人間だらけちゃうから。人とは違う個性。。ピアノがすごい上手だったとしてもこれらがなければ音楽家としての成功度はぐ〜んと下がる。
そんなもんなのです。それを否定していては先に進めません。
すごい人は皆努力しています。努力の大切さを教えてくれます。でも死に物狂いの努力でトップになる人は、死に物狂いで努力すればトップになる才能も持っている人。これ2倍の才能ですから。
器は広げられるけど別物にはならない。
自分は自分以外のものにはなれない。
残念ですけど事実です。
0 件のコメント:
コメントを投稿