最近は色々な形のコンサートを見かけるようになりました。
コンサートが今のような形になったのは、コンサートがビジネスとなったからでしょう。知名度の高い音楽家が大きなホールでコンサートをやるのは、1回でたくさんの人に聞かせられちゃうから。一回分の出演料ですみますからね。だからと言ってクラッシックのピアノのコンサートでマイクを使われては台無しです。
コンサートに限らず芸術も時代に握られています。時代に勝てるものはないですからね。
音楽の普及も楽器の発達も政治や経済と密接に関わっています。
いいように使われている部分もあるし、いいように使ってる部分もあります。
共存共栄ですかね。
今の時代にクラッシックってどうでしょう?
時間はかかるしお金はかかるし死にものぐるいの努力もいる。
飛行機でスイスイどこにでも行ける時代、ケータイでスイスイ情報を集められる時代、こんなに時間のかかるもの誰が好んでやるでしょう?
だいたいそんな複雑なものより、みんなノリがよくて歌詞が実感出来るものが聴きたい。
やるのも大変、やっても需要はない、、。
でも、いいものは時代を超えて人の心の奥底に響く。
400年かけて、もっといいものもっといいものと時間とお金と莫大なエネルギーをかけて、楽器も演奏者も極めてきたクラッシックです。
いいものはちゃんと認められる。
認められる、はずだけど(笑)、でも時代に沿った在り方は必要ですね。
提供する側が、時代と人にあった在り方で伝えていくことが大事です。とくに子供には。
人間は楽をしたい生き物ですが、どんなに苦労してもいいものを目指したいという向上心も持ち合わせています。
共栄共存のクラッシックを目指していきたいと思います。
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