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2013年12月23日月曜日

表現の美しさ

全日本フィギュアの男子が終わりました。
高橋大輔選手をS席で見ておきたくて、チケット発売開始時間に申し込みましたがダメでした。なのでテレビで観戦しました。


高橋大輔選手の昨日の演技。張りつめた集中力の中、素晴らしい演技で涙しました。
もともと高橋選手の音楽性と言ったら、類を見ません。動きと音楽と心が一体です。

そして小塚選手。スケーティングとはピアノでいう音色や音の粒というような、ジャンプや表現以上の、究極のスケートの美しさという気がします。ずっと見ていたくなります。音楽性は高橋選手のようにはいきませんが、表現は逆にやりすぎてなくて素直で、好きです。

最近のフィギュアでは、「表現」という名の「表情作り」が多くてそれには辟易しています。プロフェッショナルの行う「表現」とは最高級の技術の上に成り立つデザインのようなものだと思います。狂いのない編み目の揃ったニットが下品なヒョウ柄だったら、いっそ無地にしてくれっていう感じです。3流役者のような顔をするくらいなら無表情で滑ってほしいです。変な顔をされると引きます。ちなみに上品なヒョウ柄もありますね。ようは表面じゃないってことです。
アマチュアは別です。

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