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2013年12月2日月曜日

ホールの会 開催のお知らせ

2014年3月24日(月)ゆめりあホール(練馬区大泉学園)13時開演〜16時ごろ
『はじめてピアノ ホールの会』
参加費入退場入れて4分まで6800円(会員6000円)、超過1分ごとに+1000円

お申し込みはこちらまで  info@hajimetepiano.org


詳細はまたホームページにアップします。が、私の事、いつになるかわかりませんので、とりあえず申し込んで練習始めておいて下さい。ふるってご参加下さい。勝手ですみません。性格改善に努力します。宜しくお願いします。

今になってこの日はまだ小学校がある事がわかり、ちびっこは終業式を終えてから来てもらうことになりますが、弾く順番が選べるようになっています。後ろの方なら充分間に合いますので、ちゃんとお昼を食べてからご参加下さいね。習っている先生の発表会やコンクールのリハーサルとしても最適です。
勿論大人の方も大歓迎です。昨年は大人:子供=3:1くらいの割合でした。

はじめてピアノの会では、「サロンの会」という小さな会場で、至近距離でピアノを聴いたり弾いたりする会もしていますが、これはクラッシック音楽が宮廷や貴族のお屋敷での演奏会だったことからで、「サロンの会」と「ホールの会」、2通りの歴史を味わっていただいています。(現代の事情に合った「弾き合い会」もしてます)

では「ホールの会」とは。

近現代のピアノの発達、市民への音楽普及、音響学の発達に伴って登場したのが音楽ホールです。ホールは現代のハイテク技術が施されマイク無しで音が響くよう設計されています。ピアノが材質からこだわるように、ホールも会場内の材質、壁も天井も椅子も、すべて音の響きを考え作られています。響きは空席でどれくらい、満席でどれくらいと設計されています。ホール自体が一つの楽器なんです。

ですので、ホールで弾くのは大きな大きな特大ピアノを弾くようなものです。そんな大楽器を家で、サロンで、弾ける事はありませんから、これが一番のホールの会の意義です。
もちろんピアノや会場によって弾きやすい弾きにくいはありますが、ほとんどが弾きやすいと感じるはずです。ホールで下手なら自分が下手なのです。(その前に緊張して弾けないという大問題がありますが)。

逆に言えば「サロン」は生活の場だったり、調度品を飾る場だったりしたわけですから、銀の食器やら金の細工のされた椅子やら音響的には良くないものがたくさん並んでいた事でしょう。ですが、ピアノ自体がそれらをガタガタ言わせるような大音量楽器ではなかったし、奏者もそこで人を圧倒させようということもなかったので、至近距離でのサロンの演奏会は、本来の楽器の音や演奏者の息づかいを聴きながら楽しめたでしょうね。ショパンなど、ほんとうに小さな美しい音で演奏していたそうですよ。そう言えば、ショパンの愛したピアノで有名なプレイエル社が無くなってしまうのですよね、寂しい、ヤマハさんが買ってプレイエルのピアノ、残して欲しいです。

サロンもホールもアコースティックな音を肌で感じて楽しむことは同じです。
しかし最近ではクラッシックでも、スポーツをやるような大きな会場で、マイクを使って後ろの方にも聞こえるようなコンサートが行われています。一度にたくさんお客さんに聴いてもらうためと言いつつ、それより1回でたくさん入ってもらった方が儲かるということでしょうね。時代はそうなるのでしょうか?
そうだとしたら残念としか言いようがありません。

臨場感や息づかい、木の響きが私は好きです。











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