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2015年2月12日木曜日

仕事にするという事

私はお料理や土いじりが好きです。

しかし、お魚は一度に数匹までです。60匹下処理するのは手が冷たいし手に魚のにおいがその日中残ってしまいます(あ、いえ、そういう気がするだけです。60匹さばいたことも10匹さばいたこともありません)

紫蘇のように色素やアクの強いものは、指先に色がついて2日間はとれません。庭仕事は毎日続けてやるとやっぱり1日は土が爪の間や指の皮膚に染み込みます。

以前、人前に出るのは目立ちたいからではないとムキになって主張しましたが、それは違うなとやっとわかってきました。仕事としてやるからには、目立つ責任というものが実際あると。

人前で演奏するとき、指や手も見えるのに指先が紫蘇の色だったら見ている方はそっちが気になって「なんか指先が違う色の気がする、、。あれは生まれつきの色だろうか?汚れているんだろうか?洗っても落ちないものだろうか?」とピアノどころじゃありません。ある人は不快になるでしょう。そこで私が目立ちたくってやってるんじゃないと同じようなテンションで「違います!これは泥ではありませんから!いくら洗っても落ちない紫蘇のアクですから!ピアノも汚しませんから!」と言ったところでだれもそんなこと知りたくもなく「どっちでもいいですけど、気になるから引っ込んでください」となります。
人前で弾くからには2日前には紫蘇はいじらない、1日前には土仕事をしない、当日は魚はさばかない、これはもう責任です。

私は美容に関して無頓着もいいとこなのですが、そうでなく人に余計な疑問や不快感を与えないよう責任を持つことの大切さを思う今日この頃です。









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