昨日は小金井市の市民講座「音楽で毎日元気に!」でした。
「難しすぎる事は脳が思考停止をするので、ちょっとだけ難しいことを意識的にすると脳は活性化する」というお話をして、リズムや歌、楽譜のお勉強をしました。
私は認知症の方のグループホームで音楽レクリエーションもするのですが、頭を使いながら体を反応させることが認知症の方は本当に苦手です。とてもとても簡単なことをするのですが、めんどくさがって、または出来ない事に深刻になり過ぎてやろうとしません。
昨日ご参加の皆様はちょっと難しいリズム打ちなどにも「やだ〜!出来ない〜!」と笑いながら何回もチャレンジしてくれました。
この違いには驚きます。出来る、出来ないではなく、取り組みの違いです。
逆に「歌を歌う、鑑賞をする」のは、全く違いがないのです。認知症の方も大きな声で正しい音程で歌います。
これは、知っている歌を歌ったりいい音楽を聴くのは精神衛生上はとてもいいけれど、予防にはなってないということですよね。やはり新しい事を面倒くさがらずやるのが大事なんだと痛感します。
とか言ってる私が一番面倒くさがりです。脳科学者でもないのにエラそうに言ってて恐縮です。口だけでは頭も身体も鍛えられませんね。気を引き締めます。
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