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2016年2月21日日曜日

上達しないのに

『ピアノ、よく続けているね、エラいね』
(「上達しないのに」)
(「私だったら、そんな下手だったらやめてる。。」)

どうも大人の生徒さんたちにはカッコ内の言葉が聞こえるそうです(笑)。

私も自分で自分のことをよく続けているな、と思っています。
私は続けることによって、ピアノの楽しさはもちろんですが、努力する尊さとかありのままの自分を認める事とか、そんな副産物も得ました。
どんなにカッコつけても弾けばバレます。だったら弾かないという手段もある中であえて弾き続ける。その過程で、これが自分、これでいいんだ、その中で出来る限りの事はしようと開き直りました。
下手だからやめるという人は、下手な自分が嫌いなのでしょうね。

頑張っても出来ない事があるという事実はピアノに限らず何をやってもついて回ります。何か一つのことを長く続けている方はたいていそれを乗り越えています。だから上手下手にこだわり過ぎず続けられる。また上達は人にわかるものだけではありません。音楽のように目に見えないものだと尚更です。

上達しないからやめるという方は、上達するものを探し続けているのでしょう。
それは言うなれば自分探しなのかもしれません。










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