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2016年6月25日土曜日

国のれきし

私は人には能力のある人とない人がいると思います。大多数の人は凡人でただの人間です。
能力のある人が更にまた努力をして凡人じゃなくなるんです。だからその二つが揃わない限りただの人間です。

今回のイギリスのことですが、大多数のというかほぼ全員が凡人である国民に、そんな大それたことを論理的に客観的に先を見据えて判断出来るわけないと思います。
ピアノを聴いたことがない人にホロヴィッツとアルゲリッチどちらが好きですか?と聞いてるようなもんです。

私は天才政治家が独裁で決めるのが一番いいと思います。
しかし、天才政治家というのは滅多にいません。何しろ天才はあんまりいないから天才ですから。

なので、ここは何も勉強してない素人集団の国民より、政治という勉強や経験を積んできた天才ではないけどプロの政治家の方がまだマシって事でその人たちが考えた方が良いのかもしれません。

失敗したら全責任がかかってくるトップはそれはそれは大変でしょうが、その覚悟と勇気に凡人にも神が降りてくるんだと思います。

イギリスのようなことは難し過ぎて私にはわかりませんが、でも経済が混乱しているのは事実です。国民の浅はかさを甘くみましたね。
離脱派の代表は強がってましたが、所詮凡人なんですからビビってるに違いありません。
ですから優勢になった時点で
「まさかほんとにそうなるなんて思ってなくて考え無しですみません。なんか大変な事になりそうで怖いので撤回します。」と言って欲しかったです。
でも凡人にはそんなカッコいいことはできないんですが。

しかし、このイギリスの事で浅はかな国民もノリではヤバイことがわかりました。
が、人間とはそもそも浅はかなものです。
いつの世も歴史は人間の浅はかさとともに動いています。
これも一つの流れなんでしょうね。
成熟した民主主義と資本主義のこの時代に、浅はかな私は流されるばかりです。


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