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2016年6月28日火曜日

学習塾



学習塾には様々なタイプがあるようです。


学校の成績が良くなる学習塾。
地頭をよくする、応用力がきくようになるための学習塾。
国際的に活躍できるような学習塾。
生きる力、たくましさを育てる学習塾。

お母さんは子供に幸せになって欲しいと思っているから一番いい教育をしたい。
だから一生懸命なんですね。

しかし。
こう言っては元も子もないのですが、この年齢まで生きてきて思うことですが、生まれつきのものがだいぶ大きいです。
100点になるのに、99の人は1頑張ればいいけど1の人は99も頑張らないといけない。99倍です。

教育が無駄という意味ではなく、でもその人の持って生まれたものも非常に関係していると私はつくづく思うのです。
だからそれをせめて人並みに、人並み以上に、と躍起になるのは、一昔前の画一化された受験教育となんら変わりなく、行き過ぎるとその個人の個性を否定することになります。私がすぐ行き過ぎる人間なので思うことです。

応用力がきくのも国際的に活躍できるのも生きる力もたくましさも、全部大切。全部あった方がいい。でも行き過ぎないよう、遊ぶ時間がなくならないよう、ボ〜ッとする時間があるよう、出来ないことも認められるよう、生きがいや楽しみが見つけられる人生になるよう子供たちには育って欲しいと願います。

もちろんピアノの先生としては、人生に音楽のよろこびを加えてほしいです。








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