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2016年11月9日水曜日

音楽はタダでない

いい演奏を聴くと心が満ち足ります。
その時もですが、後になって振り返ってもいい気持ちになります。
演奏家の方は当然のように、簡単そうに、楽しげに演奏してくださいますが、そこまでの道のりは大変だったでしょうし、それを維持するにも日々の努力があると思うのです。

演奏は減りません。
でも演奏家はみんなが働いている時間練習をして本番にのぞみます。みんながお給料を貰える時間練習して勉強して人前で演奏しています。本番が労働時間ではありません。そうなるまでにかけてる時間がみんなが働いているのと同じ時間です。

材料費は楽譜や楽器です。
楽譜はコピーが横行しているので安い錯覚があるかもしれませんが、輸入盤など一冊5、6000円するのもあります。版によって、また出版の年によって解釈が違っていたりするので、演奏家はだいたい同じ曲を何冊もの楽譜を見比べて勉強しています。連弾用にアレンジされているのが日本にはなくてわざわざ取り寄せたり、あるいは自分で時間をかけてアレンジしたりしています。私が一緒に連弾する先生は、毎回オリジナルでアレンジして下さってます。

音楽会は、行政や学校などで税金で助成してくれたり、演奏家が自分の勉強のため自腹で開く音楽会があるのでタダで聴けることが多いですが、それは音楽がタダなのではありません。と言っても一流クラッシックの演奏家でさえ、ギャラは有名ロック歌手の百分の一くらいでしょうが。
タダで聴く機会があるのは音楽を知るきっかけとしてすごく大事ですが、音楽はタダだと誤解されるきっかけにもなっていることは残念です。

生の演奏は、素晴らしい時間と思い出を心に残してくれます。
パリの名店でなくても、地元で、友人と、焼きたてのパンにお金を払ってランチを楽しむように、タダでなくても地域で、友人と、家族と気軽に作りたての音楽を聴いてほしいと思います。




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