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2015年6月26日金曜日

一番話したくないこと

今一番話したくないことを話すことがこれからの幸せに関係している、と聞きました。隠し事という意味でなく、話すと自分が辛くなることだそうです。
話すと辛くなることって思い出すだけでも嫌なのにそれを人に自分から話す?


よくよく考えるとこういうことです。
腕に傷が出来たとする。
そこに誰かが薬を塗ってくれるって言ったら「いい!自分で塗るから!」って絶対言います。だって変な触られ方したらもっと痛くなるから。まだ自分でなら加減を見ながらそうっと薬を塗っていける。。。

つまり人に刺激されるともっと痛いから、自分から話した方が適度に様子をみられてラクだという理屈でしょう。
そして、刺激されるところがあるとそこをかばって動作にも制限が出てくるので、それがなくなれば自由に行動出来る=幸せになるってことですね。


ピアノのレッスンは出来ていないところを先生に確認してもらい教えてもらうところですが、私は子供の頃レッスンで出来ないところをどうごまかすかに苦心していました。そして先生がそこを指摘しないと「バレなかった」とホッとしました。
今指導する側になってわかったのですが、バレてます。先生は全部お見通しです。でも生徒さんが必死でごまかそうとしているので「今日は指摘する所が多過ぎるし、全部は一度に直せないからとりあえず一カ所は見逃してあげよう」とごまかされてあげるのです。
先生は生徒さんが思っているよりわりと能力高いです。
結局ごまかしてもバレてるなら、ちゃんと全てを白日の下にさらしてしまった方が気が楽だったんですよね。教えてもらう場でも見栄を張っていた私です。


「一番話したくないこと」はレッスンでごまかすなんて簡単なことじゃなく、もっともっと重いものだと思います。でもきっと自分で話しちゃった方が少しだけラクなんだろうな、と思います。













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