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2015年9月30日水曜日

先生だから

「先生だからあがらないし上手に弾ける」
、、、と見られる中で弾くのは拷問です。

私は世界で一番あがるんじゃないかと思うほど緊張するし、その上下手です。
人前で演奏する事は生徒さんと同じように簡単な事ではありません。

たった5分の演奏でも、そこにはどれだけの練習時間が詰まっているか、どれだけの緊張が詰まっているか、どれだけのプレッシャーが詰まっているか。。
それは人間なので生徒さんと同じなのです。
もし弾く曲が少し難しいとしたら、少し音がきれいだとしたらそれは努力して来た時間分だけです。
不安も緊張も一緒です。
本番が近づくとプレッシャーでいっぱいになるし、本番は逃げたくても逃げられないまさにバンジージャンプ。「アラ、、先生なのに、、ヘタクソね、、」というレッテルが目の前にちらつきます。もう怖い事だらけです。

でも回避回避で人生終えたら失敗もない分、震えるような感動もない。
感動、じゃなくて震えるような感動。
私は先生ですが、ピアノは下手だし緊張するし全然お手本にはなれません。
でも、下手でも失敗しても先生だからジャンプし続けます。
















2015年9月29日火曜日

弾く気がなくなる

「色々弾けるようになるのが楽しみです!」と期待に胸を膨らませてピアノを始められる大人の方。でもその言葉を聞くと私は少し複雑になります。

そうおっしゃっていた方が何年か経ったとき「やっても弾けなくて」「練習する気がなくなってきて」「やっぱり子供の頃からずっとやってないと無理ですね」といったネガティヴ発言をたくさんするようになります。

期待が大きくまたグングン伸びていた方ほど、壁にぶつかった時理想と現実のギャップにがっかりしてしまうのです。最初から「認知症予防で」位の気持ちの方は「最初に比べたらこんなに弾けるようになっちゃったわ、やってるだけで予防になるし皆さんとも会えるし。楽しいわ〜」とポジティヴです。


人間、上達しないとやる気にならないのは当然です。
でも。そこも人間。いつまでも伸び続けるってことはないんです。人はいくつになっても成長するって言ったって、60歳になって身長が10センチ伸びる事はありません。それくらい無理なものは無理なんです。
これを受け入れられないと間違いなく弾く気がなくなります。

これは大人になって始めた方だけでなく、子供の時からもしくは音大に行ったというような方も同じです。人にはそれぞれ限界があるのです。そうすると上手にならないならもうこれ以上弾かなくていいや、、、となってしまう。


でも音楽は芸術です。
今弾ける曲をもっと美しく弾くことや聴いている人に伝える事やそれを分かち合う事、そしてあと10歩先じゃなくてあと0.5歩先に行けるよう頑張る事、本当はそんな究極の楽しみが沢山あるのです。

弾く気がなくなってしまった方は、本当の音楽の魅力に立ち返ってみて下さい。
ベートーヴェンやリストだけがピアノじゃありません。
グルリットやチャイコフスキーの小品などいい曲が沢山あります。
そういう曲を楽しんで下さい。

酷なようですが、能力や年齢には限界があると受け入れないと弾く気がしなくなるし、そうなるとピアノに限らず人生の楽しみが遠ざかってしまいます。















2015年9月28日月曜日

さぼるとラク

この2日ピアノを弾いていません。
ラクですね〜。
弾く事が大変な訳じゃないんですが、なんか弾かないのって凄いラクです。弾きだすと時間が足りなくて「あ〜もっとやりたい」「楽しい」って思うのですが、やらないのってこんなにラクです。


はじめてピアノの会が10年になり「やはりピアノをやる人は認知症にならないってことですね」と言われました。
確かに続けてらっしゃる方は認知症になっていません。ご本人たちは「もう覚えられなくて忘れる方が早くてぼけてるわ〜」なんておっしゃっていますが、それは子供じゃないので右肩上がりにはなれません。
でも同年代の方より全然明瞭でいきいきしています。

続けられる方ってつくづくこの「ラクする」ことを選んでない方々なんだと思います。

やると楽しいけどやらないのはちょっとラク→やらなくても困りはしない→なんとなくちょっとさぼる→一度さぼるとさぼる時間が長くなる。。。となりますよね。そうするとやっぱり続けるのは難しいです。

ちょっと面倒くさいけど、右肩上がりにはならないけど、やる。
続けなくても困らないけどやると楽しい。
これがきっといきいきしてる理由です。

簡単なようで、なかなか出来ない事だと思います。
楽しいって感じる事も年をとると貴重です。

今日はピアノ弾こうと思います。












2015年9月27日日曜日

ピアノ弾き合い会開催します

10月18日日曜日 10:00〜12:00
場所 都内
参加費 会員1000円 非会員1500円
ピアノ  YAMAHA  SC1 白いグランドピアノです
参加資格  お子様からシニアまでどなたでも。
ミニレクチャー「発表会前の練習ポイント」



ピアノ弾き合い会を行います。
リハーサルとして、場数として、また仲間との交流の場としてご参加ください。


ピアノは自分の楽器を持ち運べないので、いろいろなタイプのものを弾いておくと良いです。自分の家のピアノと本番のピアノは絶対違うし、鍵盤やペダルはもちろん、椅子や置いてある場所などでも弾きやすさ弾きにくさが変わります。また状態の良いピアノばかりとは限りません。上達は100回の練習より1回の本番、己を知る事から始まります。

ミニレクチャーは、本番前に必要な練習のあれこれを、ご紹介。
アドバイザーはミスタッチと無縁のコントロールの女王、野村静香先生です。


お問い合わせ、お申し込みは
info@hajimetepiano.org はじめてピアノの会まで
詳細お送りします。









2015年9月26日土曜日

悲しみの人

いつも読んで下さってありがとうございます。
毎日書こうと決めて出来るだけ毎日書いています。
書く事は自分を知る事です。
自分を知るといい事があります。
自分を受け入れると生きるのが楽になります。

先日、私があまりにものんきなので、ある人に「もしかしたら重大な、例えば深い哀しみを心の奥底に抱えているからなんでも気にならないんじゃない?もしかしたら人生捨ててるんじゃない?!」と言われました。
そう言われて「ええ!?そうだったのか、、。私は人生に重大なむなしさを感じていたんだ。そう言われるとそんな気が、、」となんだかそんな気になってきました。

それから何がそんなに悲しいのか、なにに欠乏感を覚えているのか、何があれば満足なのか、本当はどんな人生を望んでいるのか、それは本心なのか、ぐぐっと自分の内面に探りを入れました。すると昔の悲しかった事なんかもフラッシュバックして1時間くらい哀しみでいっぱいになりました。しかし1時間したら哀しみも忘れました。

奥深い哀しみが見つかったら、どうしたら悲しくなくなるか考えていきたいと思います。
せっかく言って下さったので、これを機会に更に自分を探ってより楽しい人生を送りたいと思います。


読んで下さる方にとって何にもためにならない事を書いて恐縮です。
読んで下さる方がいるというのはとても嬉しい事です。とても有り難いです。

今日も一日、お疲れさまでした。









2015年9月25日金曜日

力を抜く

何事も力を抜くというのは難しいですね。
一生懸命やろうとすれば自ずと力が入ってしまう。
それを力を抜けってどういう事?って矛盾を感じます。

私は子供の頃から適当でしたが、適当というのは雑で大雑把という意味です。決して人生不真面目に生きて来た訳でも、いい意味での適当に生きて来た訳でもありません。
子供の頃から真摯に真面目に力を入れて生きてきました。
いや、ほんとはよく覚えていません。
ただ無駄に力が入っていたであろうことは確かです。
でも初めての人生、そりゃ力も入ります。
人生経験を積むにつれて「そんなしゃかりきにならなくても。死なないし」
「死ななきゃなんとかなるし」とわかりました。

初めてピアノを習う生徒さんは皆さん力が入ってます。
全員です。何故なら初めてのピアノ、力を入れないと弾けないからです。
緊張しちゃうとかそんなことじゃなく、物理的に力を入れなきゃ弾けないのがピアノです。

つまりなんでも
初めは力一杯やる

力を入れないで出来るよう訓練する

力を抜いて出来るようになる

なのです。
ほんとにはじめから力を抜いちゃったらピアノは音はしません。逆に言えば力が全くかからずに鳴るものではありません。最小限の力でいい音を出す、これが難しいのです。

これはなんとなく出来るものでなく訓練の賜物です。
ピアノも人生も積み重ねですね。






2015年9月24日木曜日

強い人

私は権威に弱く、強い人を前にすると足がすくみ言いたいことを言えなくなります。
長いものにもそのつもりはなくてもくるくる巻かれてます。

しかし、私は気づきました。
それは私だけじゃないんだと。
強い人ってあくまで強い絶対的な人だと思っていましたが、ほんとは相対的に強い人しか存在しないと最近思うようになりました。

権威に弱いのも、強い人に負けるのも、長いものに巻かれるのも私だけじゃないんです。
ある集団ではリーダーシップとって強い人も、別の集団の中では存在感すらなくて弱い。こっちの人には言いたいこと言ってもこっちの人には言いなり。

なるほど。
肩の力が抜けました。
みんなそうならコンプレックス感じる必要ありません。思う存分フラフラ出来ます。
フラフラする方がかしこい気がしてきました。
フラフラしてる人は進化した人の気さえしてきました。
思いっきり巻かれようと思います。

生きるのが年々ラクになります。




2015年9月23日水曜日

最後?

連休はずっといいお天気です。
秋ってほんと気持ちいいです。

もう終わりかと思っていたキュウリですが、1本無事に成長しました♪


















あと1本小さいのがあるのでもしかしたらもう1本収穫できるかも!?














2015年9月22日火曜日

頭と体

演奏者はまずは頭と体で楽譜と向き合います。


楽しいとかこんな感じとか脇に置いておいて、冷静に楽譜を読み取ります。
聞いたことがある曲だとイメージで弾きたくなるのはわかりますが、思い込みがあると間違いなく仕上がりが悪くなります。楽譜は頭できちんと理解しておかないといけません。

譜読みの段階から音楽的に、というやり方を推奨するピアニストがいますが、それはもう「やだ!この加線がいっぱいあるの何の音?」とか「このリズム右がこうで左がこうだからこれで合ってる、、かな?」とか「ここ何番で弾こう?手届かないし、、、」とか考える私のような素人向けのアドバイスではありません。少なくとも全て同じテンポで止まらず弾ける人がやることです。

素人はしっかりゆっくり考え考え譜読みをしたら、次はしっかりゆっくり運動です。
この時点でも聞いた感じの曲のイメージで弾いてはいけません。
頭で考えた事を手に伝達するのです。
中上級になるとこの作業が、上記の楽譜を読むのと同時に出来ます。
でも運動自体は念には念を入れて片手ずつ→両手を順番にやって身につけていく事が大事です。

そしてあとは量をこなすのみ。徹底的に運動量をこなす。

そうするとようやく音楽としてとらえられるようになります。

いくつものパートを同時に弾くピアノは、楽譜の理解と運動を音楽とは別のところで訓練しておかないと肝心の音楽に辿り着けません。こんなふうにあんなふうに弾きたいのをぐっと我慢してきちんと黙々と「頭を使って」「体」のトレーニングをするのです。

考えなくても体が動くまでやらないと、音楽を伝えるところまで余裕が生まれません。
それがピアノです。






2015年9月21日月曜日

コンサートの反省1

演奏のクオリティが低かったことは置いておいて。
(これが一番大事なことは百も承知なので)

出演者でお客様のお見送りをしようと思っていたのに、成り行きで写真撮影になってしまい、お見送りが出来ず、直接御礼も申し上げられず、ご感想を伺えなかったことが残念で残念でなりません。

はじめてピアノの会をやめられた同窓生の方々も多くいらして下さっていたので、久しぶりにお話したかったし、ご家族やご友人がいらしてた出演者はきっとその場でお話したかっただろうし、ちゃんと進行出来なかった自分が腹立たしいです。

もう一つ。
生徒さんから「明るめに髪を染めた方がいい」とアドバイス頂いていたので、前日に美容院で髪を染めようと思っていたのですが、トラブル発生で行く時間がなくなってしまい、だったらと近所のスーパーで「明るめ」と「ちょっと控えめなダークブラウン」のカラーを買って、夜自分で色を混ぜて髪を染めたら前髪と分け目がライトブラウン、頭頂部からお椀型に青くなってしまいました。
何故青になったのかはわかりません。化学反応でしょうか。
自分の髪が青い、と気づいたのは舞台裏の楽屋の鏡を見たときでした。

カラーを混ぜた自分を反省しました。
















2015年9月20日日曜日

ピアノなかま

以前一緒に仕事をしていたピアノの先生と久しぶりに会いました。ご主人の転勤で今は遠い楽器店でピアノの先生をしています。

久しぶりに会って、それぞれの近況報告など一通り話すとやっぱり話題はピアノのこと。
こういう教本が良かったとかセミナーがためになったとかピアノってほんと難しいね、どうしたら上手になるんだろうとか。

美味しいものや旅行の話も楽しいけれど、やっぱり共通して一生懸命頑張っているものがあるのは話の密度が違う。その場でしか聞けない話がたくさんあるし励みになるし。ピアノは特に孤独な楽器。一人で頑張ってるとなぜピアノをやっているのか意味さえ失う。そんなとき、こんな風に「そうそう!」とお話出来るのはほんとにありがたい。

今日も色々収穫がありました。聞いたこと早速私も試してみよう!とやる気が出ました。

2015年9月19日土曜日

ピアノの10年

大人の生徒さんで、なかなか上手にならない、もうやめようかしらと悩みながらも地道に練習をしっかり続けてらした方々がここに来てぐんと伸びています。

以前からピアノは年単位でしか上達しない、と言って来ました。年単位でしか結果は見えないと言って来ました。
それをまさに生徒さんが証明してくれてます。
好きな曲を好きなように自分のやり方でやって来た方と、言われた練習を繰り返し、進んでは戻り合格しなくてもくさらず地道にやって来た方と大きな違いが出ています。

大人もやっぱり基礎って大事なんだと改めて思っています。
10年は長いようだけどあっという間です。
目先のことにとらわれず、10年、地道な練習をやってみてください。

違いはご自身が一番わかるはずです。


2015年9月18日金曜日

時間を管理する

こういう種類の本て、私なんだか批難されてる気持ちになります。
そんなに急いで何するのでしょうか?
明日じゃダメなんでしょうか?
来年じゃダメなんでしょうか?

早起きして仕事しちゃうっていうのはわかります。
私も夜起きていられないのでそっちのタイプです。仕事は朝起きてやります。
でも忙しいのはダメ。
追い立てられるように何かをするって持たないです。心も体も。
追い立てられると私なんて時間を管理するどころか時間に管理されちゃいます。支配されちゃいます。

「あ〜、いいわね、優雅で」と言われそうです。
はい、ハッキリ言って優雅です。

何が自分にとって優雅なのか。
たくさん働いてたくさん稼いでたくさんお金を使ってたくさん遊ぶことが優雅なのか、無理をしないでやれる仕事とそれに見合った収入とそれに見合った支出で自分なりの楽しみを行うことが優雅なのか。
1日24時間は皆同じ。
私は皆が1年で出来ることを3年かけてやってますので楽しいことは皆の3分の一かもしれまん。でも何も困りませんし、損してるとも思いません。3分の一でも十分楽しいです。
これが私の優雅な暮らしです。



2015年9月17日木曜日

音大受験

管楽器をやっている高3の女の子が音大受験をしたいとご両親とレッスンにみえました。
管楽器でも受験にはピアノがあるからです。
部活の引退のとき、これでもう吹かなくなるのは寂しい、もっとやりたい、と思って音大受験を決めたそうです。

ピアノの経験はなし。
試験曲はソナチネの一つの楽章。
ピアノ初心者でソナチネは難しい。
あと5カ月。。
昨年6月にやはり高3で音大の管楽器に進みたい女の子が来ました。
ピアノ経験はなし。でも試験にピアノはある。
ピアノは関係ないかもしれないけど半年頑張ったけど一歩及びませんでした。

音大受験のことわからない方は管楽器の試験にピアノがあるなんてビックリですよね。家族親戚に音大出身とか詳しい方がいなければ当然でしょう。
管は、小さい頃からやるピアノやヴァイオリンと違って部活でやって目覚めるので、進路や学部を決める段階で音大行きたい…えっ?ピアノあるの?ってなるのでしょう。

そのチャレンジ、もちろん私も喜んでお手伝いさせてもらうことにしました。
練習は大変だけど、目標に向かって頑張って欲しい。

ただ近年気になるのは、AOがあったり入りやすくなってるせいか、簡単に音大に行きたいと思うこと。勉強より音楽が好きだから。勉強しないですむから。友達の間で一番上手だから。。

それくらいでは到底無理。
入ったらやることはたくさんあるしお金もかかる。
学費だけじゃなく楽器代もレッスン代や場所代や演奏会だってお金がかかる。でも練習時間も確保しないといけない。精神的にもかなり強くないとやっていけない。
音楽は楽しい。周りも楽しく出来る。
でも続けている人は、たくさんの努力や代償を払っているのです。楽しいと思うヒマもないくらい。華やかな部分は一部だけです。音大は漫画に出てくるような「青春の1ページ」なんて甘いものではありません。制約がたくさん出て来てもその中で続けられるかどうか。

音楽はある程度ならみんな楽しい。嫌いな人なんていない。
でも好きなことをやらせてもらえるようになるまでにはやりたくないこともたくさんやらなきゃいけない。

その道にすすむというのはまた別の話です。






2015年9月16日水曜日

音楽の楽しさ

ピアノの会なのになぜ歌?管楽器?弦楽器?とよくきかれます。


早い話、他の楽器も楽しいからです。
楽器の習得は本当に時間がかかるから、自分で演奏するにはピアノもフルートもヴァイオリンもあれもこれもって訳にはいかない。でもピアノもクラリネットもチェロも素敵な曲が沢山ある。だから聴くだけでも楽しいし勉強になる。


オペラの会をやっているのは、そこには音楽のすべてがあるから。
歌もオーケストラも指揮者もソロも合唱も、、、。
あれ?唯一出て来ないのは、、、ピアノ??
いえいえ、オペラの練習はピアノでするんです。
ピアノはいわば全部を網羅しているのです。

オペラを知るとクラッシックが見えてくる。
どんな風に始まって、流行って、カタチを変えて、今に至っているか。

「声楽ってあの叫ぶような声がキライ」とか「ヴァイオリンのキイキイした音がキライ」というピアノ好きな方ももちろんいらっしゃいます。でもクラッシックの良さって1回や2回でわかるものじゃない。個性があるものほど取っ付きにくい。でも一度親しくなると離れがたい魅力がたっぷり。

ぜひオペラの会にいらして下さい。

10月7日(水曜日)午前10:00〜12:00 
たっぷりのソプラノとテノールの生演奏で、オペラの歴史をたどってみます。

小金井市 於

詳しくはこちら

2015年9月15日火曜日

消えてなくなる

講師の先生が
「それまでの大変な練習も当日の大変さも、一瞬で消えてしまう。音楽は本当に贅沢ですね」とおっしゃいました。
ああ、そうだな、、本当にそうだな、と思いました。

感謝コンサートにお越し下さった生徒さんに「その場にいることが誇りに思えるコンサートだった」と言ってもらえました。それを聞いてとても光栄に思いました。
そしてその先生がおっしゃったことと重なりました。


もしかしたら音楽会って聴くと言うよりその場を分かち合うことなのかも。
演奏者やスタッフはずっと練習して準備してプレッシャーをいっぱい抱えて舞台に立ち、一瞬で燃焼させる。
それはもうその瞬間で終わって消えてしまうんですね。何も残らずに。
その短い時間を、そこに至るまでの膨大な時間を凝縮した時間を、その場にいる人と分かち合う

そんな感じ。

お料理もそうですね。
食材を育てそれを収穫して下準備して調理して、最後に舞台に上げるごとくキレイに盛りつけて食べたら消えちゃう。

星の王子様は「一番大切なものは目に見えない」と言っていました。
そこにはもうないけれど、消えてしまったお料理も音楽も目には見えないけれどきっとそこにある。
心の目に心の耳に心の五感に残っている。。

そんな心に残る音楽を目指して頑張りたいです。










2015年9月14日月曜日

10周年感謝コンサート終了



昨日、無事終了しました。
ご来場いただきました皆様誠に有り難うございました。
おかげさまで満席となり和やかなくつろいだ雰囲気の中、開演となりました。


実は、やはりというか不覚にもまたプログラムにミスが出てしまい、その訂正で前日夜まで大慌てでした。ずいぶん前から準備したつもりでも、いつも間際になって何かが起こり慌てます。また当日はセッティングしたビデオが開演直前に壊れていて録画出来なくなってしまったのがとても残念でした。

アンコール3曲を入れて全部で二時間半、出演者がそれぞれの個性で繰り広げる世界が見事に広がりました。ポピュラーな知っている曲で気分をほぐし、音楽朗読、クラッシックへと続きます。
小沢征爾さんは「あえて有名じゃない曲を入れる。その方が真の音楽の力が伝わる」とおっしゃっていましたが、今回の第3部で、クラッシックの有名でないけれど名曲を、皆様真剣に聞いて下さっているのを見て、ほんとうにそうだな、これが音楽の力だと思いました。

個人的にはもっと練習したかったというのが心残りですが、それはいつもの言い訳、一生言い続けるでしょう。いつもいつも未完成、これが続ける原動力かもしれません。

思いつきで口走って行動しちゃってあとに引けなくなって「ヤバイ、やるしかなくなった、、、どうしよう、、、」と青くなっている私を助けてくれるのは一緒に仕事をしてくれている先生たち。先生たちの助けがなければ、何も出来ません。本当に今までも今回も感謝です。

そして今回このわがままな企画に賛同し出演してくれた出演者と裏方の皆様に心から感謝申し上げます。


キャスト(あいうえお順)
岩村忍(ピアノ)
氏家球子(ソプラノ)
熊倉正博(朗読)
正部家喬久(テノール)
堤陽子(キーボード、ピアノ)
直井紀子(ピアノ)
野村静香(ピアノ)
中村晶(ギター)
平石愛美(ピアノ)
藤田貴子(ピアノ)
藤田幹(ピアノ)
本間翔子(ピアノ)
森田有紀子(ピアノ)
山川達也(ベース)



スタッフ(あいうえお順)
伊藤真司
大野雅弘
児玉睦子
富井かおり
松井外恵
山本大樹


カメラ
金子秀幸


広告協賛
アポロ管財株式会社 様
税理士法人 東京さくら会計事務所 様
彩食遊膳 和花 様
i office 吉祥寺 様
株式会社 吾妻 様
つくば観光株式会社 様
PIANO MAINTENANCE WORK 早川 様


舞台吊り看板
山本将尋 様


ご寄付
株式会社石黒工務店 様



後援 小金井市教育委員会




















2015年9月12日土曜日

明日は感謝コンサート

大きな水害があったり今日の朝は地震もありました。

明日は一般社団法人はじめてピアノの会10周年感謝コンサートです。
私は気が小さいので、イベントの度にドキドキしちゃってプレッシャーすごいのですが、戦後70年を迎え、またこんな風に自然災害が続くとこうして無事に生きていられてその上音楽も出来て、ドキドキしてる場合じゃないよな〜と思います。以前に演出家の方とお話ししたときにかけていただいた言葉「人前に出る責任」を全うしたいと思います。


沢山の方に応援していただき準備が整いました。
定員が150名の小さなホールなので、チケットをお渡し出来ない方が出てしまったことが唯一心苦しいのですが、いらしていただいた方と一緒に楽しみたいと思います!







2015年9月10日木曜日

様式美

伝統を伴う芸術には様式美と言うものがあります。
私はこれが大好きです。

たとえば茶道。
お菓子をもぐもぐ食べてお茶を飲んで「あ〜美味しい〜」でいいところを、それを口にする前に細心のおもてなしの心であらゆるものを整える。
招かれた方もそれを一つ一つ細かいところまで感じる。
お花も掛け軸も水を打つことも食べる飲むとは関係ありません。
でもやるんです。
こういった究極の様式美が大好きです。


「好きな曲が弾けて楽しい」は大事な楽しみではあるけれど、それだけでは「おいしいお菓子と美味しいお茶がいただけて満足」で終わってしまいます。
クラッシック音楽は何と言っても様式美。
バッハはこう、モーツァルトはこう、ショパンはこう、ワルツはこう、ポルカはこう、というのがわかるとまるで茶道のような楽しみが出来ます。

それを覚えてやるのは大変だけど、ほんの少し知るだけでも世界が広がりますよ。



2015年9月9日水曜日

思い出

子供のころ、イヤな事があると歌を歌ってました。
親に叱られたり、失敗したりした時。

とっても音痴だったので、叱った母はくすくす笑ってたし歌の上手な姉はハッキリ「音痴!」と言ってました。
「近所に聞こえるからそんな大きい声で歌わないで」と言われてたのに、全然懲りもせずやっぱり大声で歌ってました。自分では音痴だと思ってませんでした。というかちょっと音程ずれるけど、ま、いっか、と歌が大好きなので歌っていました。

中学になって、遅ればせながら自分がかなり音痴なことが恥ずかしくなりました。それから言われなくても歌わなくなりました。歌うのがイヤになりました。だから音楽の授業は大嫌いでした。歌の試験では小声でこそこそ歌いました。だからテストが100点でも5じゃありませんでした。

音楽にはあまりいい思い出がありません。
ピアノの先生にも上手な人と比べられコンプレックスの塊でした。


それが今こうして楽しく音楽をやっている。
不思議です。
才能より努力と言いますが、私は才能より努力より継続と思っています。


2015年9月8日火曜日

習い性になる

今日、生徒さんに「新聞に載ってたんですけど」という話を聞きました。

記憶には4段階あって
ぼんやりそんなこともあったなというもの。
取っ掛かりがあると思い出せるもの。
考えれば思い出せるもの。
考えなくてもわかるもの。

その方いわく「ピアノは4段階目のオートマティックじゃないとダメなんですね」。

「それ読んで私、生まれ変わりました。ピアノやりたくない日でも練習する事にしたんです。習慣になるくらいやらないと考えずに出来るわけない。そしたらこれ、弾けるようになりました!そしたらピアノやりたくない日が少なくなりました。好循環です!」

その方は78歳。
習い性になると言いますが、考えなくてもそうなるってやっぱりそれだけの量が必要です。

人生の先輩には学ぶ事が多い。
私も見習います。

2015年9月7日月曜日

アレクサンダーテクニークのDVD

「練習では出来るのに本番では出来ない」
このみんなが解決したい問題を解決出来ると噂のアレクサンダーテクニークのDVDを観ました!


なるほど!
、、と思ったのですが忘れました。
忘れた理由は「練習で出来ている、と思っても本当は出来ていないことが多いので、まずそこを見直しましょう」。
この言葉をささやかれ、もう先に進めなくなりました。
ですよね。
だって、いくらアレクサンダーテクニークを持ってしたところで、私が身の程知らずのプロコフィエスのソナタを弾けるわけないですもんね。

練習で出来るのにと悔しがる前に、自分に問うことがありますね。
「本当に練習では出来ていると言えるのか」


練習で本当に納得するくらい出来ていれば、「練習では出来るのに本番では出来ない」と胸を張って言えるでしょうが、でも、そうでない私は、まずはきっちり練習から見直した方が良い、ということです。

毎日しゃべっている日本語でさえ、人前でスピーチするとなるとろれつが回らなくなるものです。アナウンサーの方だって、必要のない早口言葉を練習してますよね。早口言葉が言えるほどだから原稿をスラスラ言える。

どれだけピアノの訓練をすれば良いかそこでわかります。
中には「スピーチなら緊張しない」「歌なら緊張しない」という方もいます。
でもピアノは別。
だってピアノは日本語ほど時間をかけてないし歌と違ってメロディー以外の部分も多いし両手だしペダルもあるし。。あれもこれも。


ただ、アレクサンダーテクニークの「体の使い方」をピアノの練習と一緒にやっていくといいと思いました。ピアノ以外の楽器の方やダンスの方なども取り入れているそうです。

最後の最後は指だけど、最初や途中で必要なことは指以外にもたくさんあります。








2015年9月6日日曜日

歌と音楽とピアノ

10月7日 水曜日 10:00〜12:00 武蔵小金井 1000円

はじめてオペラの会
「オペラにおける声楽家たち〜歌でたどるオペラのれきし〜」


とっても詳しくて簡単でわかりやすい解説とミニコンサートの講座です。
ミニコンサート、と言っても実はミニではありません。
ソプラノとテノールの方がそれぞれソロ4曲 & 二重唱 もしかしたらアンコールも? 10曲くらい歌って下さいます。
コンサートにミニレクチャー付き、という方が正しいかもしれません。
それくらい充実しています。

時代順に解説を交えながら歌っていくので
「へえ〜、こんな風に変わっていったんだ〜」というのがとってもよくわかります。
バロックから現代まで歌でたどります。
よくわかるということは楽しいということです。
「知ること」は役立てるためでなく楽しむため。これが知ることの醍醐味です。

ピアノを弾く人によく「歌をやってピアノに役に立つんですか?」と聞かれます(笑)。この質問自体が驚くくらいです。当然です。歌を知らずして、音楽の一部であるピアノが弾けるわけがありません。この質問をする方はきっとピアノを指の運動だと思っているのでしょう。そしてクラッシックには様式美があるので、ピアノはクラッシックを弾くけど、歌うのはポップスと演歌のカラオケ、ではやはり手落ちです。

ただ、役立てることを目的にしてしまうと、見えなくなることもあります。
自分で余計な取捨選択をしてしまうからです。
純粋に「へえ〜」という気持ちの方が、知らず知らず役に立ちます。どんなふうに役立っているか本人にもわからない形で、その効果が表れていたりするものです。


また詳しくお知らせします。
とりあえず10月7日午前、空けておいて下さい!






2015年9月4日金曜日

パクリ

パクリかパクリじゃないかって事ですが、パクらずオリジナルの個性という強さを持った人なんか、そんな滅多にいるものではありません。オリジナルのものなど生み出せない私は、パクってなくても同じようなものしか作れない凡人状態がよくわかります。

例のデザイナーも私たちと同じただの凡人だっただけです。
デザイナーと名がつくとすごい才能溢れる感じですが、ピアノの先生と一緒で国家試験があるわけでもなし、自称でもなれる職業でしょう。
パクってなくても似ているって、それだけで個性的でないってことですからね。
それで賞もらえるってデザインの世界ってけっこう甘いんだ、と思いました。
私になめられちゃ気の毒です。

個性とは何か、と言ったら私は「強さ」だと思っています。
岡本太郎さんのデザインなんて最初見た時「なにこれ!?全然よくないし!」って全員が思いましたよね。全員が。
でもあの変なデザインを貫いて、人前にさらすって岡本太郎さんはすごい勇気だと思います。いわば、たいしたカラダでもないのに全裸写真集出すみたいなものです。強すぎます。ふなっしーもここまで人気が出たのは、他と違う強さがあったからです。

ビジネスの世界では、パクリは戦略で大アリのアリアリです。ファミマやローソンはセブンイレブンのパクリだし、100均が出来たら今度は300均が出来て、それがなんと本家本元より良かったりしてます。

でも芸術はそうではないはず。
人やスポンサーに媚びることなく、人の内から出てくるもので闘う。
そうでなければ絶対強くはない。
なんとなくいいカンジとか何となくカッコいいとか何となくかわいいって何かに似てる。今あるいいカンジの何か。今あるカッコいい何か。今あるかわいい何か。
ほんとは個性なんてないのに、それが商品に簡単になってプロもどきになってあたかも自分にアートの才能とか個性があると勘違いしちゃう。きっと私たちはそんなことに慣れているんだと思います。でもこれは芸術でなくあくまで使い捨ての商品。淘汰されるのは時間の問題。

第一線でご活躍の方も実は同じ凡人だった。
凡人はうっかり調子に乗りやすいので気をつけないといけないのだなと思いました。






2015年9月3日木曜日

音楽史の女性

音楽史が大嫌いでした。
世界史や日本史も嫌いだったので当然音楽史もその流れで、やる前から嫌いと決めていました。

しかし今になってとっても面白いことに気づいています。
当然のことながら、1行で終わる出来事に様々なドラマが詰まっています。
また、音楽史に登場しない人のドラマもあります。


昔、女性は職業を持てませんでした。
お仕事と言えば修道女でしょうか。
シューマンの奥さんのクララさんやメンデルスゾーンのお姉さんあたりになると、少し人前に出て来られるようになっていますね。それでも交響曲などは書いたり演奏してもらう機会などありませんでした。今こうして女性の作曲家や指揮者が活躍するようになるには、それまで長い道のりがあったのですね。

西洋は男女平等といいますが、それはあくまで人工的な感じがします。
私は男性女性と接して、女性の方が頭もいいし感性も優れている方が多いと感じます。
でも職業となると瞬発力、持久力から言って男性の方が適していると、思っています。
時には戦闘的にならないといけないこともあります。

私が仕事に向いていない人格なのは間違いないです。
才能ないし体力ないしルーズだし雑だし鼻っ柱は強いけど気が弱いし。

それなのにこんな風に楽しく音楽のお仕事させてもらえるなんて、まったくもって良い時代に生まれたものです。








キウリ

きゅうりの育て方がわかって、どんどん収穫!、、、と思ったら、長雨の日照不足になって生育中だったミニキュウリがほとんど黄色くなってしまいました。。きゅうりの旬は真夏なので、普通ならもう時期的に終わりなのですが、うちは遅く植えたし、南向きで日当り良好なマンションのベランダだし、かつてピーマンは12月まで生っていた実績もあります。だから長雨さえなければ百歩譲っても11月までスタンダードキュウリが豊作だったはずなのです。

キュウリは連作は出来ないようなので、あと2年待たないといけません。
育て方を忘れそうです。


2015年9月2日水曜日

勉強は役に立つか

私は植物の名前をわりと知っています。
源とか徳川とか誰なのか全くわかりませんが、「おや、こんなところにヘクソカズラが、、」と散歩の途中で口走ることが出来ます。これは非常に役に立っています。何に?というと、生きてて楽しいことに、です。

しかし、いつも思うのはヘクソカズラの名前です。屁糞葛って不憫すぎです。あの可憐な白い縁取りの紅の花や、小さな実をたくさんつけた蔓はほんとに可愛くて、その名を「好きな花」欄に書きたいくらいですが、世間体を何より気にする私としては「屁糞葛」と書く勇気がありません。もしヘクソカズラが屁糞葛でなくスズランとか芍薬とかピエールドゥロンサールという名だったら真っ先に書いてます。イケメンのカレシじゃないと友達に紹介できないみたいな器量の狭さです。

話をすすめますが、つまり知識は役に立つものと、ただ知ってるだけで楽しい、人生を豊かにするものがあるってことですね。音楽の知識は前者もありますが後者だけでも充分です。


私はピアノの先生の仕事として、音楽の本を読んだり調べたりそれなりに勉強します。そのとき私は「役に立たせるため」知識を身につけますが、それをしている過程や人にそれを話している過程は楽しいので、これは一石二鳥です。
それに比べて税金の勉強をしている時は、「こればっかりやってたら気が狂う」と思いながらも知識を得るためしかたなくやっています。

では楽しい方だけやればいいか、税金は知らなくていいかというと違います。
やりたいことをやる上では前者と後者両方が合い絡まって必要となってくるのです。

義務教育ももちろん高校大学の科目には私にとっての税金みたいなものも沢山あります。でもそういう知識を取り入れることは、やりたいことをやる上で必要になって来ることが多いのです。仮に必要にならなくても仕組みや思考の訓練と言う面でとても役立つ、と今の私にはわかります。昨日テレビで「難しいことにチャレンジすることに意味がある」と言っていました。人生、もっともっと難しいことがあるのでその時のために思考力や持久力を鍛えるってことですね。良い話です。

子供のうちはそれがわからなかった。
だからさぼってごまかして生きてきました。
子供の頃の自分にアドバイスするとしたら「文句はやってから言え」です。




2015年9月1日火曜日

指番号通りに

初見に強くミスの少ない方は指番号通りに弾けますね。
指番号で弾けるというのは、生真面目だからではなく、さっと指番号通りに弾けるテクニックを持っているということです。その上で、自分に合う指番号を探すのです。

私のように、指番号通り弾くのが出来ない人は、性格が雑なのとは別に、10指がまんべんなく使える技術がないからなんです。
私は雑ですぐなんでもごまかす性格なので、子供の時、スキがあれば指番号を無視して弾いてました。でも先生に怒られてイヤイヤある程度は直しました。しかし「ある程度」なんかではダメですね。考えずともその指が出てくるようになるまで練習しないと。
今もめんどくさがりの性格は改善していませんが、新しい曲では、まずは徹底的に自分に合う指番号を見つけることが最初の仕事です。

「弾きにくい指番号」は誰でも弾きにくいのです。3番4番の指の間が開きづらいのは程度の差こそあれ人間みな一緒です。
そもそもピアノなんて弾きやすくないのです。全部難しい中、マシな指を探す感じです。

難しいからこそ、10指をまんべんなく使えるようにしたいです。
自分に合った指番号を探すには、まずは書いてある指番号はしっかり守って全部の指を使えるように鍛えましょう。