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2016年3月30日水曜日

私は本が好きです。本は私の友人であり師でもあります。反面教師の時もあります。
専門的な事を教えてくれるのはもちろんですが、心の拠り所です。


会った事のない著者を尊敬したり親近感を覚えたりします。
会ってみると私のようなただのだらしない人で尊敬の念も親しみもあっさり消滅するかもしれませんが、ここもまた本のいいところです。

とは言っても文章には人格が出ますね。
人格が反映されない場合もありますが、自分の思いを文章に込めて伝えようとしているかしていないかという点でみれば、反映されていない時点でそこにこだわりがないということが反映されていると言えます。このまどろっこしいネチっとした文章の感じが私の人格を物語っているということです。

自分が今どんな本を読みたいと思うか、読んでいるかで、またその本に対してどんな感想を持ったかで、自分のその時の心理状態を把握することも出来ます。

実際の人間関係の中での師や友人を作るためにも本は助けになると思います。
本を読んでいると、自分が大事だと思うことがはっきりしてきます。
良い本を読んいると、自分が目指すところの師や心から楽しめる友人が現れた時、そういう話を最初からしっかり出来ます。合理的ですね。

だからと言って、本や著者を100%信じてはダメです。でもこれも沢山本を読むと自然にわかってきます。私が宗教を信仰してないのは、ひねくれているからでなく、あれもこれもいいし、あれもこれも良くないからです。

本の文章を読み取るのは、暗号である音符を読み取るのと似ています。









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