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2016年5月25日水曜日

ローズガーデンコンサート終了!

本間邸入り口













700本だと思っていたら1200本とのこと今年も素晴らしかったです。


チャイコフスキーという名前の薔薇







ショパンという名前の薔薇



他にもモーツアルトやマリアカラスなどありましたが、写真撮り忘れました。
お庭の全景はまた後日。



お庭で薔薇の鑑賞の後は、サロンでピアノコンサート鑑賞。
新旧2台のベヒシュタインが置かれています。


こちらは1880年製 ベヒシュタイン リストモデル



細工が美しすぎる


鍵盤はもちろん象牙です。
古いピアノなので鍵盤と鍵盤の間が不規則に空いてしまっていて
ピアニストさんはどれだけ弾きにくいかと思いました。



ベヒシュタインが威信をかけて作った、リストの超絶技巧にも耐えうるピアノ、リストモデルです。136年の時を経て東洋の小さな島国で奏でられるとは夢にも思ってもいなかったでしょうね。

ピアニストの近藤和花さんが、アンコールであえて同じ曲を、新旧のピアノで弾いてくれました。近藤さんの内省的な音色にまずうっとり。
ピアノはその人そのものです。その人の生き方、考え方が出ます。近藤さんが「一番尊敬する作曲家はシューベルト。素直にカッコつけず生きることの大切さをどんな本より哲学書より教えてくれる」と言ってました。毎回思うのですが、そんな近藤さんの弾かれるピアノは気取りがないのに上品。上品なのに大胆。そして真摯。

その曲を新旧のピアノで聴き比べる。

帰りのバスの中で、どちらが良かったですかと皆様のご感想を伺ったらお一人が新しいモデルで、あと残りの方全員が古いモデル。
古い方がいいとおっしゃた理由は、やはり温かみや余韻、美しく、深い音色でした。
新しい方がいいとおっしゃった方は、「合う曲もあると思うけど、オールマイティさという意味ではやはり新しいピアノの気がする」と。

皆様さすが的確ですね。
どちらの理由もそう思います。

他に帰りのバスでは、
・調律の仕事の大切さを思った
・お昼が美味しかった
・近藤さんのレクチャーがすごく良かった
・貴重な経験だった
・近藤さんのピアノがすごく良かった。

などのご感想が出ました。

質問は
・暗譜でピアノを弾くって、アスペルガーですか?
・アンコールの曲の名前は?楽譜は?私に弾けますか?
・子供でもピアノの歴史を学んだ方がいいですか?

面白かったです(笑)。
アンコールの曲名、ずっと間違えていて、教えてもらいました(笑)。
吉松隆さんの「5月の夢の歌」でした。

お天気も薔薇もピアノも全部大満足!のはずが、最後に私がコーヒーの注文のし忘れという大失態で、せっかくの優雅な気分に水を差し大変申し訳なかったです。
お手伝い下さった皆様、お詫びとお礼申し上げます。


でも大変たのしい1日を過ごすことができました。
本間先生、近藤さんと久しぶりにお目にかかれてうれしかったです。ありがとうございました。調律の早川さん、今度はうちで待ってます!




































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