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2016年5月16日月曜日

ピアノの両手が難しいのは

ピアノは両手なので、やり方が他の楽器と若干違います。
他の楽器も両手を使いますが、ピアノの両手は特殊です。


ピアノは色んなパートを両手を駆使して奏でます。
縦のビシッというハーモニーラインも必要だしそれぞれの横のメロディラインも大事。それを10本の指で行うので、かなり、相当右手左手を駆使する。

当然難しいですね。
片方の手につられたり、どっちがどっちかわからなくなったり(笑)。

それは運動能力の問題もありますが、脳のせいらしいです。
そういう風に使うもんだと脳が認識するのが大変らしいです。
確かに変に考えちゃうと余計出来なくなるし、落ち着いて考えれば出来たりしますね。


なのでピアノは、もちろん一番大事なのは片手練習ということを前提として、どんなに両手で弾けるようになっても絶えず片手練習をしなければいけないことを前提として、ここは大事なので念を押しておきますが、片手練習と並行して脳がすぐに反応してくれる訓練をするといいと思います。それは、両手の初見練習です。

間違えずに、間違えても1、2回くらいのものを初見で弾く。

はじめてピアノの会では、終わった教則本を最初に戻って1番から2度3度と繰り返してやることを勧めています。1冊が終わった頃、最初の方は既に忘れてますからほぼ初見状態です。進んでは戻り進んでは戻りですね。

目で見たものを脳が判断しそれを右手左手で運動すること。
この回路を作ることが大切です。
ここに音楽性は関係ありません。
ここで音楽性も考えるってことは脳が一つ余計なことをしなくてはいけませんからね。
まずは運動ができるようになって、それが出来たら今度は初見でも「音楽的に」弾けるようにする。


す〜とすんなり0.01秒もかからずに回路がつながるにはやっぱり訓練です。
簡単な初見練習を日々の練習に是非取り入れてみてください。



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