楽譜を写すことを写譜と言います。
パソコンで楽譜が作れてコピーが簡単にできる今、写譜ってしないです。
でも簡単なものでも試しにやってみてください。
効果絶大です。
何の?
楽譜の理解です。
音楽はもともとは音です。それが紙に書かれているのが楽譜です。
そのおかげで西洋音楽は広まり残されました。
そこには物凄い情報量が込められています。音を紙に記した時、抽象的な音楽は非常に論理的に具体化しました。つまり音楽の地図です。
自分の知っている道を誰かに教えようと地図を描くとき「何番目の道だっけ?」「あのお店の名前は、、」と無意識に通ってた道を正確に思い出そうとします。
そして地図にすると「ここを通ってきたな」「あそこにあった農園はリンゴ畑だった」「こんなお店あった」そんな風に気づきがいっぱいあります。
写譜はそれと似ています。
自分の曲の行程をしっかり把握するために地図を見る作業。地図を描く作業。
しっかり地図を見てみて、1音ずつ確かめながら写譜をするとそれがたった4小節でも新しい発見があると思います。
そのあともう一度楽譜を見直してピアノを弾くと、音楽の道が前より少しわかってきます。
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