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2016年10月14日金曜日

人生を楽しむには

始めることと続けることだと思います。


音楽の才能のない私が今音楽を楽しめるようになったのは、始めたから、続けているから、それだけです。

ピアノを習い始め、それからサボりながらもレッスンに通い続けました。
大学を卒業してピアノ講師の仕事を始め、ずっとピアノ講師を続けてきました。

向いていたのはたぶん別のこと。
でもこんなに続けられたから、ピアノが好きになってピアノから色々学んでピアノを楽しんで、自分の中の1本の柱になりました。


人間が楽しいと感じるのはドーパミンやセロトニンという脳内物質が関係しているそうです。

ドーパミンは瞬間的な喜び、勝つ喜び、獲得する喜び。

セロトニンは過程を楽しむ喜び。

結果が出ているときはドーパミンの喜びでいいですが、いつか結果はついてこなくなる。上には上がいるし、自分が一番でも人間は年をとる。そうすると1番じゃなくなる。そうなるとやればやるほど勝つ喜びはなくなり、もはや苦しくて続けていられなくなる。

でも、そうやって壁にぶつかってもそれでも続けていると、ドーパミン系じゃない楽しみ方がわかってくる。それがセロトニン系の喜びです。
結果にかかわらず自分を肯定できる楽しみ方に気づいていく。
「始めた時を考えればよくここまで来たな」とか「今回は失敗したけどもう一度頑張ろう」とか「失敗しちゃったけどみんなとやって楽しかった」とか。


続かないこともいろいろありますが、続けることに勝る楽しみ方はないと思います。
ピアノを続けるのは誰にとっても難しいこと。
でもピアノを続けることは、人生を楽しむチャンスをつかむことでもあると思っています。






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