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2016年7月31日日曜日

やりたい練習 やりたくない練習

ピアノとは部分練習を組み合わせていくもの、として始めている子供と違って、大人の方はピアノは全体として出来上がっているものと思って始めているので、部分練習の大切さを理解していただくのが難しいです。

それには「全体的に弾けてるから」という前提があります。
大人の方は頭を使えるので一見弾けてしまうのですね。すると部分練習する必要がない。しかも部分練習するとせっかくの全体は壊れてしまう、と。

はっきり申し上げますが
「部分的には弾けないけど全部は弾ける」は幻聴です。
それは実際の音は聞けていないから思うだけです。
先生に「部分練習をしてください」と言われるのは、本当は全体が弾けていないからです。

それに、仮に、、仮にですが部分練習ができなくて全体ができたとしても部分的に弾けないと、一度止まったら弾けない、ということが起きます。
起きなければ運が良かっただけ、奇跡です。
奇跡は何回も起こりません。

ピアノはメロディだけでなくいろいろな音を一度に出します。
人間メロディは覚えやすいですが、他の部分はそれでなくても覚えにくい。ましてそれをいくつも同時にやるのです。それも人前で!!

曲が弾きたくて始めたピアノ、全体を弾かなきゃピアノやっている意味ないと思うかもしれませんが、やりたい練習と上達は違います。
やりたくない練習してこその上達です。「それなり」になっちゃっていると、部分練習はしなくていいようなしたくない気持ちになりますが、しないとできないのがピアノです。

やりたくないと思いますが、部分練習、片手練習、リズム練習、拍ごとの練習あらゆる練習をしているピアノはやはり聞いていて心に響きます。

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