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2016年8月13日土曜日

パンとクラッシック

クラッシックの楽しみはまだまだ日常となっていないと感じます。



クラッシックはもはや日本の音楽の一つになっています。
CM、映画、携帯の着信音、そしてネットでいくらでもクラッシック音楽を聞くことはできます。そして有名なピアニストが来日する、有名な歌劇場が来日するとなるとチケットが完売するくらい人気です。


でも日常で、お米の代わりにパンを食べるように生のクラッシックを聴く人ってとっても少ない。クラッシックは好きだけど生の演奏は聞かないというのは、レトルトカレーを毎日食べてそれがカレーのすべてと思っていることと似ています。

なぜなら、クラッシックはアコースティック楽器だから。

クラッシックの真髄は生にこそあるから。

日本の食生活の中にパンはすっかり根付いています。
街のパン屋さんでクロワッサンを買う。
ファストフード店でハンバーガーを食べる。
スーパーでパンを買ってきてサンドイッチを作る。
自分でパンを焼く。

パリの有名クロワッサン店じゃなくお仕事帰りに街のパン屋さんで買えるクロワッサンだってもう充分幸せだし、子供と周りを気にせず食べられるファストフードのハンバーガーは家族の楽しい時間だし、中身がちょっとはみ出しちゃったお手製も、ちょっと焦げちゃった自家製も自分で作る喜びも加わってますますおいしい。パンだけでなくその時間も味わえる。

クラッシックも一緒です。
一流の演奏家の年に一度の演奏会や編集バッチリのCDじゃなく、生でしか味わえないその時間の作り出す幸せ。まして下手くそでも自分で演奏することは、レトルトカレーとはぜんぜん違う豊かさがある。

オリンピック選手のような演奏もたまには聞きたいけれど、街のパン屋さんや自分で作るちょっとはみ出しちゃうサンドイッチも、間違いなく生活を楽しく豊かにしてくれます。

クラッシックもパンのように楽しんでもらいたいです。

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