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2016年8月6日土曜日

景観って

うちのマンションは景観を損ねるという理由で手すりに物を干しちゃいけないことになっています。私は納得できません。

納得出来ないのは、その理由です。
うちは郊外の住宅街です。
中庭がある低層マンションです。
高級住宅地でなければ高層マンションでもなく、景観を気にする地域ではありません。
そして私が何より主張したいのは、手すりに物を干すのが一つの景観となりえる地域、ということです。洗濯物が干してある=景観が悪い、とは限りません。ベランダの手すり以下の高さに干せばいいと言うのは、景観を損ねる前提なので違う話なのです。

外国の友人は浅草や京都の風景よりこの住宅地に風情があると言ってます。お布団の干してあるその辺の一戸建てを生垣越しに、サツキやキンモクセイの植わったマンションのエントランスを真ん前から、バシバシ写真に撮って喜んでいます。私も海外に行った時は観光地より普通の住宅街を巡るのが好きです。

小さい頃、手すりにお布団を干す風景は普通でした。お母さんたちが3時ごろになるとパンパンお布団を叩く音が記憶に残っています。郷愁です。

そもそも「外に洗濯物を干すのは見た目が悪い」と言い出したのは欧米で、日本の100万倍くらいの格差のあるアメリカでは、外に干すのは洗濯機と乾燥機がない貧乏な人、ということらしいです。
バカバカしいですね。貧乏くさいのではなく、本物の金持ちと貧乏人の差別です。
そんな変な理論をこの格差のあんまりない平凡な郊外に持ち込まなくても。。

夏のいいところと言えば、なんでもかんでも一気に乾いちゃうところ。
お日様の下、ザーッとベランダいっぱいに物干しがしたいです。












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