人間バランスがいいのが一番ですが、バランスを考えていると思い切ったことができません。まずこの部分、まずこの部分と気づいたことだけやっていくと、バランスが悪くなっていびつになって見た目すごく印象悪くなってしまいます。
私は世間体と体裁をとても気にします。
なのでいびつにみられないように、バランスがいいふりをします。偽物のキレイな円を見せようと繕います。
でも本当はいびつでバランスが悪いので、いびつであることを「隠す」「ごまかす」に神経を注ぎ、中身に注ぐエネルギーがなくなって「空っぽ」の自分が露呈する。
悪循環です。
音楽も人間も、どうしてもうまくまとまっていた方が見た感じ聞いた感じがいいので、いびつであるよりそれらしい円にしたくなります。
ピアノでいうと、綺麗な音を出そう、感情を表現をしようとして失敗するより無難な演奏をめざす、みたいなことですね。
でも一見きれいな円はあくまで一見。
心に響かない。
そしてそれを続けると、他人だけでなく自分をも騙してその気になって成長ができなくなってしまいます。
本当は成長の過程ではいびつである方が自然なんですよね。
なかなか思い切れないですが、私の人生ここもチャレンジしていかなくてはいけないところの一つです。
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿