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2016年8月23日火曜日

基礎の前の基礎

オリンピックを見ていて
「今までの人生で、柔道をしようと思ったことなかった」と言ったら「環境でしょ」と言われました。確かに環境こそ基礎の基礎でしょう。

レスリングの選手も卓球の選手も親が元その道の選手という方が多いです。
DNAはもちろんあるのでしょうが、やはり成り行き的な環境の方が知らず知らず色々なことが学べますね。全然音楽に縁がない環境だったというピアニストの方もいらっしゃいますが、それは特別。もしやる環境があったならきっとその親もやっていたのでは。
錦織選手のお母さんはピアノの先生だそうですが。

子供がピアノを習いに来るとき、大人がピアノを習おうというとき、皆様基礎からしっかり学びたいですとおっしゃいます。
そこには、ハノンとかチェルニーとか指の練習という考えがあります。
でもその前に、音楽の基礎は音楽を聴くこと。

ポピュラーだけ弾きたいならポピュラーだけでいいですが、クラッシックも弾いてみたいという場合はクラッシックも聴いたほうがいいですね。

そんな環境作りが基礎の前の基礎だと思います。

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