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2015年3月31日火曜日

ソルフェージュは必要か

ソルフェージュは、最初はやっていたけど時間もないし効果もあるんだかないんだかわからないからやめたという方は多いです。ピアノの先生も指導するにあたって同じように思うようです。

ソルフェージュは演奏のために必要な事をバラバラにして覚える事、と私は思っています。そして実は楽譜同様「便利なものだから」やるといいのです。


ピアノは一度に5個10個の事をします。それを一度に出来るようになるためには訓練が必要です。一つづつ強化しないといちいちそこで考えてしまって繋がりません。
たとえば右手ミ♭の音を4番の指で弱く弾くというとき、楽譜でミと読む、右手はこっち、鍵盤のこれはミの音、そこに♭をつける、4番の指はここ、弱く、、、と考え考えではとても時間がかかります。
右手って日常生活ではわからないわけないのに、一度にあれもこれもとなるとそれすらわからなくなるものです(笑)。しかも実際の曲になるとミだけではなく音の連続です。

これを解決するのがソルフェージュ力だと思います。

・まずは一つづつ覚える。
・一つづつ覚えた事を二つ同時に出来るようにする
・二つ同時に出来た事を三つ同時に出来るようにする…

と言うように一度に5個10個の事が瞬時に出来るようにする。
それを効率よく短時間で出来るようにするのがソルフェージュなんだと思います。

好きな曲だけ弾いていればその曲は何となく弾けるようになる。
でもすごく時間がかかる。
なぜなら回路が出来ていないから。
そして何となくの域は脱しない。
回路を作りいいか悪いかを瞬時に耳で判断出来る力、それがソルフェージュです。





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