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2015年3月12日木曜日

ピアノよりゲームが好きな子供

普通そうでしょう。ゲームの方が好きに決まってます。
大人だって「ピアノ練習するのと温泉入って懐石料理食べるのとどっちがいい?」って言われたら懐石に決まってます。


私もゲームが好きです。
ゲームをし出すと何も手に付きません。もちろんピアノは一番後回しです。でも大人なのでそれが続くとヤバいとわかります。

私がやるのはパズルゲームですがゲームを好きな理由は楽しいからです。
楽しいには2種類あります。
一つは自分の成長が楽しい。もう一つはラクだから楽しい。
ゲームはクリアして頭使って成長したように錯覚しますが違います。
ゲームが楽しいのはラクだからです。
ゲームは頭を使わずに楽しめるからです。
自分の頭を使っているようで使っていない思考停止なのです。
思考とは時間をかけて答えの無いものに自分なりの答えを見つけていく作業です。
そしてそれを論理立てることです。
でもゲームは自分なりの答えではなくゲームを作った人の答えです。
そこへ導かれるのです。
いわゆる勝利へのレールですね。
だから成長しているようで乗らされているだけなのです。だからラクで楽しいのです。

今の子供のやるゲームはもしかしたら思考や感情が必要なのかもしれないので、一概に上記のことは言えません。またゲームの才能があって普通の人ならラクで楽しいものなのに非常にクリエイティブになれる子供もいるかもしれません。
ただ私の知っているゲームはほとんどラクな楽しい方だし子供もただラクで楽しいことが多いと思います。
となると子供がゲームばかりしてるのは良いことではありませんね。
ではどうしたらいいんでしょう。
私が思い浮かぶ方法は二つです。

一つ目、決められた時間以上やりたいならやったあと感想文を書かせる。
才能があるならたぶんこれは出来るでしょう。
嫌がるなら才能はないでしょう。
読書感想文で読書が嫌いになった人も多いので一石二鳥です。
もう一つは、親がオニになることです。

「お父さんはやらせてくれるのにお母さんはオニだ!」と言われてなんぼ。
制限した方がいいと思います。
日記に「本当はゲームやらせてあげたいけれど、夫は甘やかすから、子供が思考停止にならないためには私がオニになるしかない、、。ピアノを練習させるのはこちらもつらい。でももし大人になって弾きたいと思った時、あの子が苦労せず弾けるならこの母がオニにもなろう、、、涙」と書いて置いておけば死んだ後見つけて感謝してくれます。

私もピアノの練習が大嫌いでした。
でもやめずに続けて良かった。
ピアノをやって来たたぶんすべての人が言うことです。
やってきて良かった、と。

今は結果は出ません。
オニになるなんていやな感じです。
将来日記を見つけなければ感謝もされません。

でも、それでも、子供が健全に育ってくれたら
それでいいんじゃないんでしょうか?




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