今日は室井先生のトーク&コンサートです。
きっとお年のことばかり言われていると思いますが言わずにはいられない。
95歳でピアノを弾けるって人間じゃありません。
神様が選んだ人なんでしょうね。。
私も周りの同年代の講師たちも最近は
「楽譜が見えない(老眼)」「指が固まる」「ペダルが小刻みに踏めない」
「手首の腱が痛い」「肘が痛い」「肩が痛い」「腰が痛い」
「根気がない」「集中力がない」、、、
と若い頃の「できない」「痛い」とは全く別の、今後どんどん増えていく「できない」「痛い」にがっかりしています。弾きすぎで腱鞘炎なんてありえない笑。
それが95歳!!
ほんとは痛いとか何もないわけないと思いますが、それを超える音楽への情熱なんでしょうね。
室井先生は音楽に対して純粋です。
常に向上心をお持ちになって楽譜に向き合う。
徹底的な研究と解釈は、自分本位でなく自己満足でなく、作曲家の真意を追求するため。
ほんの一つの休符が「そうなんだ!シューベルトって」と気づかされるようなお話をしてくれる。
「お客さん来てくれるなら自分のレパートリーの範囲で気分で弾いちゃおう」なんて一切ないのです。
ちょっと皮肉っぽく言ってしまいました笑。でもそういうピアニストの方います。
室井先生とお話するとわかりますが、おごりも謙遜もなく自然。
事実がそこにあるだけ。
そしてとっても明るい。
明るさってワイワイ騒ぐとかノリがいいとかおしゃべりとかじゃないんですよね。
そこにいるだけで光が灯る。
こちらの気持ちが晴れやかになって、やる気が出る。
そのパワーをもらいに行かないと。
そして室井先生のハイドンの話をしっかり頭に入れてこよう!
仕事が山積みですが、なんとか抜け出してコンサート行って来ます!
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